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2024年11月24日
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【速報】新規ラーメン店オープン@キエフ
2016年03月03日
キエフではラーメン・ブームが到来していますが、いずれも残念という話を前にしました。
もちろんキエフですから、東京と同じものを求めるわけにはいきません。妥協は必要です。もちろんロンドン、パリ、NY、LAのように日本人はそう多くないですから、弱肉強食の論理も働かないので、レベルが必然的に落ちるのは仕方がありません。でも、どこまで許せるかというのは人によって違うもの。個人的に「通える」店はないのです。
そして、本日またまたラーメン専門店がオープン。その名も「Noodle vs Marketing」。
場所は、ペチェルスカ駅とアーセナリア駅の間、Club Shootersの裏辺りです。この店はマイナーな場所(モール内とかではない)にあるので、工事中に噂はたっておらず、旦那もFacebook経由で初めて知ったのです。オーナーのページでは、一風堂や映画「タンポポ」についての投稿があったので、ラーメン調べあげているのではないかという期待を持っていました。しかし期待すれば裏切られるのがキエフのラーメン屋の常。友達にも「期待しないでおこう」と落ち着かされていました。
で、本日オープンという情報を偶然発見したので、夕食にいってきました。
住宅街のなかにあるので、少しわかりにくい場所。アパート群の内側にあります。道沿いに出ている看板には「Japanse Sushi Yoshi」とありますが、これは前にこの店舗を使っていたレストラン名(今後撤去するとか)。少し中に入ると「ラーメン」と書いています。
今日は開店日ということでやや殺風景でしたが、これから内装を整えていくそうです。ちなみにお店は狭くて、日本のラーメン屋のような雰囲気で逆に落ち着く(不思議ですね...)。ウクライナの店はどこもとても大きくて、でもお客が少なくて、入る前からなんか落ち着きませんからね。開店日ということもありお客も店の知り合いばかりという感じでした。
そんななか本場の日本人カップルが入っていきます。不思議そうな顔で見られながらメニューを示されます。ラーメンは三種類。「醤油」「塩」「スパイシー」。それぞれに肉か豆腐を選べます。
待っている間、コサックの髪型をしたオーナーが我々に寄ってきて、
「なぜ今日オープンと知っていたんだ?」と尋ねてきました。情報戦では負けません。
「日本人なら素直に味を評価して欲しい」「我々のスタイルでやっているので改善点を教えてほしい」とリクエストされます。もちろん快諾。自宅にも近いし、改善してもらい通いたいところ。
まず、スープをどう作っているか聞きました。なんでも鰹節と昆布から出汁をとっているそうです。なかなかやるな。麺は自家製らしく、現在かん水を探しているのだが、なかなか入手困難だと。な、なに「かん水」知っているのか。それを知っているだけで、かなりポイント高いですよ。またラーメンは熱いものだという認識があって(こっちぬるいところが多い)、そのためにスープが冷えないラーメン鉢を探しているが、なかなか難しいので、今の所は許して欲しいとのこと。期待しますよ。
店長はLAとボストンに長く住んでいたみたいで、その頃ラーメンと出会ったと。また国際色の強い環境で育ったみたいで、日本人や韓国人の友達もいたみたい。単に流行にのったわけではなさそうだ。シェフとラーメンのヒストリーを聞いているうちに、ついにきました。
こちらが「塩」。
そしてこちらが「醤油」
一言でいうと、キエフNo.1です。確かに日本のラーメンとは違うし、パリやLAで食べるラーメンともちょいと違いますが、他のキエフ・ラーメンに比べると全然食べることができます。ちなみにピンクの卵は見た目が個人的に嫌なのですが、これはビーツの色らしいです。
我々夫婦の見解(ポジティブ面)
・スープ、うまい(塩は改善の余地あるが、醤油はうまい。ガーリックもいい感じに効いている)
・スープと麺が絡まっている
・スープ、温度ちょうどいい(もうちょっと暑くてもいい)
・半熟煮卵、半熟具合最高
・海苔いいね!
我々夫婦の見解(ネガティブ面)
・煮卵少し酸っぱい&ビーツいる?(ビーツとお酢と混ぜるのはよくあるらしいです...)。でも今後は普通の煮卵と選択できるようにしたいと考えているらしい。
・塩がちょいとインパクトない
・チャーシュー代わりの豚肉(これ自体うまい)、脂身が多い。
・麺切りがうまくできていないのか、ダマになっている部分がある。コシが足りぬ。
・ガーリックの風味はいいが、ガーリックそのものが多すぎる
ちゃんとフィードバックしましたよ。
シェフは向上心がかなりあるみたいで、今年に日本にいって、ラーメン学校に通ってしっかり学びたいと。あと他に「チャーシュー丼」出せばとオススメしておきました。「醤油」はややしょっぱいと感じる人もいると思うので、白ご飯があったら最高ですよと。
ちなみに今回は「スパイシー」は食べませんでしたが、下記のキムチをラーメンにいれるみたい。特別にキムチだけ提供してくれました。そこまで辛くないけど、普通にうまかった。またまた白ご飯が欲しくなるよとお伝えしておきました(キッチンをみると、キムチの素がありました)。
そしてサービスで、デザートも。グルジアのハーブサワーにアイスとクリームをのっけたもの。シェフは米国帰りで、アメリカでよく飲んだクリームソーダーも提供しているとのこと。旦那、メロンクリームソーダが好きなので、これは嬉しい。冬はメロンサワーではなく、グルジアのハーブサワーだけど、夏はメロンサワーにすると。
ということで、繰り返しますが、暫定キエフ第一位です。ここなら通ってもいいというラーメン屋の誕生を歓迎したいと思います。とりあえず、次は「スパイシーラーメン」近々食べに行く。 ↓ブログランキングに参加中です。よろしければ、1日1回ポチっとお願いします。
もちろんキエフですから、東京と同じものを求めるわけにはいきません。妥協は必要です。もちろんロンドン、パリ、NY、LAのように日本人はそう多くないですから、弱肉強食の論理も働かないので、レベルが必然的に落ちるのは仕方がありません。でも、どこまで許せるかというのは人によって違うもの。個人的に「通える」店はないのです。
そして、本日またまたラーメン専門店がオープン。その名も「Noodle vs Marketing」。
場所は、ペチェルスカ駅とアーセナリア駅の間、Club Shootersの裏辺りです。この店はマイナーな場所(モール内とかではない)にあるので、工事中に噂はたっておらず、旦那もFacebook経由で初めて知ったのです。オーナーのページでは、一風堂や映画「タンポポ」についての投稿があったので、ラーメン調べあげているのではないかという期待を持っていました。しかし期待すれば裏切られるのがキエフのラーメン屋の常。友達にも「期待しないでおこう」と落ち着かされていました。
で、本日オープンという情報を偶然発見したので、夕食にいってきました。
住宅街のなかにあるので、少しわかりにくい場所。アパート群の内側にあります。道沿いに出ている看板には「Japanse Sushi Yoshi」とありますが、これは前にこの店舗を使っていたレストラン名(今後撤去するとか)。少し中に入ると「ラーメン」と書いています。
今日は開店日ということでやや殺風景でしたが、これから内装を整えていくそうです。ちなみにお店は狭くて、日本のラーメン屋のような雰囲気で逆に落ち着く(不思議ですね...)。ウクライナの店はどこもとても大きくて、でもお客が少なくて、入る前からなんか落ち着きませんからね。開店日ということもありお客も店の知り合いばかりという感じでした。
そんななか本場の日本人カップルが入っていきます。不思議そうな顔で見られながらメニューを示されます。ラーメンは三種類。「醤油」「塩」「スパイシー」。それぞれに肉か豆腐を選べます。
待っている間、コサックの髪型をしたオーナーが我々に寄ってきて、
「なぜ今日オープンと知っていたんだ?」と尋ねてきました。情報戦では負けません。
「日本人なら素直に味を評価して欲しい」「我々のスタイルでやっているので改善点を教えてほしい」とリクエストされます。もちろん快諾。自宅にも近いし、改善してもらい通いたいところ。
まず、スープをどう作っているか聞きました。なんでも鰹節と昆布から出汁をとっているそうです。なかなかやるな。麺は自家製らしく、現在かん水を探しているのだが、なかなか入手困難だと。な、なに「かん水」知っているのか。それを知っているだけで、かなりポイント高いですよ。またラーメンは熱いものだという認識があって(こっちぬるいところが多い)、そのためにスープが冷えないラーメン鉢を探しているが、なかなか難しいので、今の所は許して欲しいとのこと。期待しますよ。
店長はLAとボストンに長く住んでいたみたいで、その頃ラーメンと出会ったと。また国際色の強い環境で育ったみたいで、日本人や韓国人の友達もいたみたい。単に流行にのったわけではなさそうだ。シェフとラーメンのヒストリーを聞いているうちに、ついにきました。
こちらが「塩」。
そしてこちらが「醤油」
一言でいうと、キエフNo.1です。確かに日本のラーメンとは違うし、パリやLAで食べるラーメンともちょいと違いますが、他のキエフ・ラーメンに比べると全然食べることができます。ちなみにピンクの卵は見た目が個人的に嫌なのですが、これはビーツの色らしいです。
我々夫婦の見解(ポジティブ面)
・スープ、うまい(塩は改善の余地あるが、醤油はうまい。ガーリックもいい感じに効いている)
・スープと麺が絡まっている
・スープ、温度ちょうどいい(もうちょっと暑くてもいい)
・半熟煮卵、半熟具合最高
・海苔いいね!
我々夫婦の見解(ネガティブ面)
・煮卵少し酸っぱい&ビーツいる?(ビーツとお酢と混ぜるのはよくあるらしいです...)。でも今後は普通の煮卵と選択できるようにしたいと考えているらしい。
・塩がちょいとインパクトない
・チャーシュー代わりの豚肉(これ自体うまい)、脂身が多い。
・麺切りがうまくできていないのか、ダマになっている部分がある。コシが足りぬ。
・ガーリックの風味はいいが、ガーリックそのものが多すぎる
ちゃんとフィードバックしましたよ。
シェフは向上心がかなりあるみたいで、今年に日本にいって、ラーメン学校に通ってしっかり学びたいと。あと他に「チャーシュー丼」出せばとオススメしておきました。「醤油」はややしょっぱいと感じる人もいると思うので、白ご飯があったら最高ですよと。
ちなみに今回は「スパイシー」は食べませんでしたが、下記のキムチをラーメンにいれるみたい。特別にキムチだけ提供してくれました。そこまで辛くないけど、普通にうまかった。またまた白ご飯が欲しくなるよとお伝えしておきました(キッチンをみると、キムチの素がありました)。
そしてサービスで、デザートも。グルジアのハーブサワーにアイスとクリームをのっけたもの。シェフは米国帰りで、アメリカでよく飲んだクリームソーダーも提供しているとのこと。旦那、メロンクリームソーダが好きなので、これは嬉しい。冬はメロンサワーではなく、グルジアのハーブサワーだけど、夏はメロンサワーにすると。
ということで、繰り返しますが、暫定キエフ第一位です。ここなら通ってもいいというラーメン屋の誕生を歓迎したいと思います。とりあえず、次は「スパイシーラーメン」近々食べに行く。 ↓ブログランキングに参加中です。よろしければ、1日1回ポチっとお願いします。
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当方、海外在住なので、他の国に行ったときも、現地の日本食屋さんをチェックします。当地では新店舗は「開店日には行かない」が鉄則です。水が出ない、電気が来てない、お客さんがドッと来てしまってテンヤワンヤ、そもそもその日にオープン出来なかった等、大変デンジャラスだからですw
なので、この記事を途中まで読んで、開店日?大丈夫かいな?と思いましたが、しっかりしたお店のようですね。よかったー。頑張って欲しいです。
これからもレストラン情報、楽しみにしてます!
開店日にはいかない、本当にごもっともですね。我々も、ダメそうだったら
家で仕切り直ししよう、くらいの気持ちで挑みましたが、意外といけました。
まあ、家で食べるラーメンが一番おいしいんですけどね。。。笑。
あきらめずに開拓精神を持ち続けたいと思います!!