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2024年11月23日
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選挙、選挙、選挙!!祭だ、政だ!!
2015年10月25日
本日10月25日は、ウクライナの地方選挙(市長・市議会)!(27日アップデート)
選挙は見るのが一番。むかーし、友達と事前予想して開票日に候補者一覧を広げながら、そして酒を飲みながら開票を見るというパーティーをやったことがあります。
ウクライナに来てはじめての選挙。勝手に盛り上がっています。昨年だったら、大統領選や議会選があったので、もっと盛り上がったと思いますが...
さて夏が終わる頃から、街の至る所には選挙ポスターが掲げられるようになりました。日本とは異なり、候補者ポスターの公式掲示板はないようで、資金力に応じて自分で広告枠を買い取っているようです。マイダン革命後、新しい政党もどんどんできているうえに、地方選挙ということもあり、聞いたことがない政党もあります。なんでも合わせて132もの政党が全土で選挙に参加するとか。
多くの政党が、空虚な流行語となっている「改革」を掲げていますが、少なくとも55%の国民はこの選挙で何もかわらんと考えているみたいですね。しかも今回から選挙システムが変更になり、制度を理解できている人は少なく、むしろその複雑さゆえに透明性に対する信頼度が低くなっていると報じられています(ここ)。
さて、ポスターはこんな感じ。これはポロシェンコ大統領の政党の候補者かな。
民族衣装をきた候補者。この前、議会前で騒ぎを起こした民族主義系ですね。
ただ人気は落下中。
また政党ごとに駅前やスーパー前などでブースを出し、チラシを配っています。
で、早い候補者は、6月くらいから貼っていたように記憶しています。「改革運動(ルフ)」のセルヒー・ドゥマチェフという方ですが、もう街で見ない場所はない。
「どんだけ資金あんねん、どこの金持ちが支えてんねん」
夫婦の夕食時のネタになっています。
家を出て、マンションのエレベーターに乗るとお会いし、道を歩くとそこにいる。そして郊外に車を走らせると、ビル一棟分丸々セルヒーの顔!!帰宅したらエレベーターでセルヒーが迎えてくれます。ウクライナ語がわからず、ウクライナ政治に素人の我々でも、さすがに顔と名前と政党名覚えましたよ。刷り込みですね。
でも、専門家の予想をみると、残念ながら彼の勝ち目はなさそうです。現在、三番手で争っている模様。その相手は、キエフのオシャレ・レストランとして名高く、金持ちが集まってくるグルジア・レストランの「ショティ」やイタリアン・レストランの「パンタグリュエル」や「ナプレ」のオーナーのセルゲイ・グソブスキ(下写真右側)です。彼も途中までは頑張っていたみたいですが、ここ最近モメンタムがなくなったと。飯は確かに上手いんですがね。巻き返しを図るべく、Youtubeの広告でやたらでてきます。
で、圧倒的有利が伝えられているのは、知名度バツグンの現市長、ビタリ・クリチコ(右)。
ちゃんと日本語版Wikipediaにも彼の名前はありますよ。というのも彼は、ボクシングの元ヘビー級王者ですから。文科大臣の馳浩みたいなもんです。そして彼と争うのが、彼のメンターでもある、元キエフ市長オレクサンドル・オメルチェンコ。77歳という高齢ですが、それゆえか高年齢層から支持を得ているみたいですね。
さて、どうなるのか。まぁ選挙結果よりも、それを受けて社会が混乱しないことを一市民として祈るばかりです。
ちなみに日本からは四人の選挙監視員がウクライナに派遣されており、大使館から派遣の六人を加えて十人が選挙監視として立ち会うみたいです。
PS 27日時点でよくまとまっているキエフ・ポストの記事があったので、付け足しまーす。
与党ポロシェンコブロックは各地で厳しい戦いを強いられているみたい。また前大統領ヤヌコビッチの「地域党」の後継党は奮闘中とか。ようわからんな、ウクライナ政治は。 ↓ブログランキングに参加中です。よろしければ、1日1回ポチっとお願いします。
選挙は見るのが一番。むかーし、友達と事前予想して開票日に候補者一覧を広げながら、そして酒を飲みながら開票を見るというパーティーをやったことがあります。
ウクライナに来てはじめての選挙。勝手に盛り上がっています。昨年だったら、大統領選や議会選があったので、もっと盛り上がったと思いますが...
さて夏が終わる頃から、街の至る所には選挙ポスターが掲げられるようになりました。日本とは異なり、候補者ポスターの公式掲示板はないようで、資金力に応じて自分で広告枠を買い取っているようです。マイダン革命後、新しい政党もどんどんできているうえに、地方選挙ということもあり、聞いたことがない政党もあります。なんでも合わせて132もの政党が全土で選挙に参加するとか。
多くの政党が、空虚な流行語となっている「改革」を掲げていますが、少なくとも55%の国民はこの選挙で何もかわらんと考えているみたいですね。しかも今回から選挙システムが変更になり、制度を理解できている人は少なく、むしろその複雑さゆえに透明性に対する信頼度が低くなっていると報じられています(ここ)。
さて、ポスターはこんな感じ。これはポロシェンコ大統領の政党の候補者かな。
民族衣装をきた候補者。この前、議会前で騒ぎを起こした民族主義系ですね。
ただ人気は落下中。
また政党ごとに駅前やスーパー前などでブースを出し、チラシを配っています。
で、早い候補者は、6月くらいから貼っていたように記憶しています。「改革運動(ルフ)」のセルヒー・ドゥマチェフという方ですが、もう街で見ない場所はない。
「どんだけ資金あんねん、どこの金持ちが支えてんねん」
夫婦の夕食時のネタになっています。
家を出て、マンションのエレベーターに乗るとお会いし、道を歩くとそこにいる。そして郊外に車を走らせると、ビル一棟分丸々セルヒーの顔!!帰宅したらエレベーターでセルヒーが迎えてくれます。ウクライナ語がわからず、ウクライナ政治に素人の我々でも、さすがに顔と名前と政党名覚えましたよ。刷り込みですね。
でも、専門家の予想をみると、残念ながら彼の勝ち目はなさそうです。現在、三番手で争っている模様。その相手は、キエフのオシャレ・レストランとして名高く、金持ちが集まってくるグルジア・レストランの「ショティ」やイタリアン・レストランの「パンタグリュエル」や「ナプレ」のオーナーのセルゲイ・グソブスキ(下写真右側)です。彼も途中までは頑張っていたみたいですが、ここ最近モメンタムがなくなったと。飯は確かに上手いんですがね。巻き返しを図るべく、Youtubeの広告でやたらでてきます。
で、圧倒的有利が伝えられているのは、知名度バツグンの現市長、ビタリ・クリチコ(右)。
ちゃんと日本語版Wikipediaにも彼の名前はありますよ。というのも彼は、ボクシングの元ヘビー級王者ですから。文科大臣の馳浩みたいなもんです。そして彼と争うのが、彼のメンターでもある、元キエフ市長オレクサンドル・オメルチェンコ。77歳という高齢ですが、それゆえか高年齢層から支持を得ているみたいですね。
さて、どうなるのか。まぁ選挙結果よりも、それを受けて社会が混乱しないことを一市民として祈るばかりです。
ちなみに日本からは四人の選挙監視員がウクライナに派遣されており、大使館から派遣の六人を加えて十人が選挙監視として立ち会うみたいです。
PS 27日時点でよくまとまっているキエフ・ポストの記事があったので、付け足しまーす。
与党ポロシェンコブロックは各地で厳しい戦いを強いられているみたい。また前大統領ヤヌコビッチの「地域党」の後継党は奮闘中とか。ようわからんな、ウクライナ政治は。 ↓ブログランキングに参加中です。よろしければ、1日1回ポチっとお願いします。
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