オーストリア&スロバキアな週末①~文化的なウィーンの夜を~ 便りがないのは良い便り~Pas de Nouvelles, Bonnes Nouvelles~ 忍者ブログ

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2024年11月21日
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オーストリア&スロバキアな週末①~文化的なウィーンの夜を~

2018年04月18日

母と久々に旅したいと思い、3月の初めに旅行計画を立てました。

今回の訪問先はブラチスラバ!スロバキアの首都にしました。
しかし、母の住むパリからブラチスラバの直行便がない!(キエフからはLCCで去年から直行便が飛び始めました。)ということで、ブラチスラバから車でたった1時間のウィーンで集合することに。

金曜の午後便で出発して、夕方ウィーンの空港で再会!
先に着陸した母がわざわざ、ノンシェンゲンのゲートまできてくれました。

さあ、今晩の目的地へ向かいます。


第一の目的地は、ココ。ベルヴェデーレ宮殿です。うっ、寒い。


ベルヴェデーレ宮殿公式サイト:
https://www.belvedere.at/en


ここで、何が目的かというと、私のクレジットカードの絵柄になっている、クリムトの「接吻」を生でみたい、と考えたのでした。

絵は巨大で、魅入ってしまいます。(私の写真ではサイズ感が伝わらなくて残念)



そして、ここで感動したのは、「目の見えない人のための絵画作品解説」!!!
生まれて初めてみました。

凹凸で表現されています。そうですよね、見えなくたって、どんな作品か知りたいですよね。


そういえば、ベルヴェデーレは最近写真撮影OKとなったそうです。ラッキー!(撮影禁止な作品もあるので、ご注意くださいね。)


母と頷きあったのは、「クリムト、接吻以外の作品の方が好みだね」ということ。
勿論個人差あると思いますが、金色を使っていない作品の方が好きでした。例えばこの母と子の絵とか。(クリムトの「母子」はもっと有名な明るい作品もあるのですが、こちらの方が落ち着いていて、いいなあ。)


あとは、野草の花が咲き乱れる野原を描いた作品もいくつかあって、「まさに私がこれまでみてきた、東欧の春だ!」と、緑と赤と黄色のあふれる色合いや描き方にとても感動しました。
意識したことがなかったけれど、クリムトは東欧の画家なのだ、と思い知らされました。





日が暮れてきて、次の目的地へ。

夢のザッハホテルで元祖ザッハトルテです!
 
ホイップクリームが上品な味。そしてチョコは甘すぎず、美味しい!!


前回は長蛇の列が出て来ていて、ギブアップしたのです。友人が「夜行ったらすいてたよ」と教えてくれたので、夜にしました。
今回も並んではいたものの、ティータイムをはずしたので、比較的すんなり入れました。

内装も、店員さんの制服もかわいい。宮殿みたい。


お腹もすいていたので、ビールとシュニッツェル、ウィンナーソーセージも頼んじゃいました。


ホテルザッハー公式サイト:
https://www.sacher.com/en





ほかにウィーンでおすすめしたいのは、国立図書館(プルンクザール)。

国立図書館王広間:
https://www.onb.ac.at/en/

見上げても本・本・本、そしてうっとりする本棚と壁画。

マリア・テレジアの父、神聖ローマ皇帝・カール6世が18世紀前半に作らせたそうです。


バロック様式のヨーロッパ最大の図書館。本好きにはたまらない空間で、うっとりしてしまいます。




それから、音楽の家!
Haus der Musik

階段が鍵盤になっていて、歩くと音がでたり。


著名指揮者の指揮棒が飾ってあったり。


ウィーン・フィルの指揮を疑似体験できたり(腕を動かすと、映像の楽団も合わせて動いて音楽を奏でてくれる)。


すごく楽しい空間です。


さすが音楽の都と呼ばれるだけありますよね。市内のいたるところに音楽家の銅像もあります。

こちらはシュトラウス。


本当は、中央墓地に行って、有名な音楽家たちのお墓めぐりをしたかったのですが、時間が足りなかったのと寒かったので今回は諦めました。
また次回のリベンジ項目としてとっておきます♪


とにかく寒い旅でした笑。母に「こんな寒い時期にわざわざ寒い場所に連れ出すのはあんたくらいだ」と言われたほど笑。

という訳で、今回の旅は、暖をとるためにたくさんコーヒーを飲みました。
こちらはインペリアル・カフェのカフェオレ。もうカップとコーヒーと泡の色合いがなんとも美しくて見とれてしまいます。皇室のマークも素敵。

そして、オーストリアでは、カフェオレのことを、「メランジェ」(フランス語で「混ざったもの」という意味)と呼ぶと知りました。ふむふむ。



ウィーン市内にはいたるところにカップル信号機があります。

色んなカップルの形があって、男女もあれば、男男、女女の組み合わせの信号機もあります。
楽しくってつい信号をじっくりみちゃいますね。






さて、翌日はバスに乗ってのブラチスラバへ。
ブラチスラバ編は次の記事で書くことにします。




<<拍手のお返事>>
>N子
ゆで卵3個は衝撃でしょ…。なんならもう1コ食べたかったらしい。板東英二かよっていう…。





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