南イタリア横断の旅③~ナポリを見てしね~ 便りがないのは良い便り~Pas de Nouvelles, Bonnes Nouvelles~ 忍者ブログ

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2024年11月21日
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南イタリア横断の旅③~ナポリを見てしね~

2018年04月13日

さて、年末年始イタリア旅、ラスト記事です。

ポンペイをあとにし、あの街へ向かいます。そう、ナポリへと…。

Vedi Napoli E Poi Muori
ナポリを見てから死ね

有名なフレーズですね。私もみるまでは死ねないなーということで、ナポリです。


日が暮れてきました。早くナポリにつかなくては!

奥様は「悪名高いナポリの街中では絶対に運転したくない!!」という意志の元、街中ではなく、空港近くのレンタカーショップへ車の返却に行く計画にしていました。
(バーリ空港店で借りて、ナポリ空港店で返却するというプランです。観光大国はこういう乗り捨てができるので本当に便利。)

大晦日の夜、ナポリにつきました。ナポリのカウントダウンはやばい、そう聞いていましたが、私のプランニングでそうなってしまいました。
(ちなみに旅の計画は基本全て私が決めています。フライトもホテルもルートも。夫はそれに文句ひとつつけずエンジョイしてくれる、最高のパートナーです。)


暗くなってしまいましたが、少しお散歩。
 
こちらはウンベルト1世のガレリア。


カウントダウンを元気に過ごせるように、ホテルに戻って、カウントダウンまで仮眠をとる我々笑。


ものすごい爆竹の音で目が覚めます。窓を開けて確認すると、いたるところで私的な花火もあがっています。


テロ!?とでも勘違いしそうな爆音たち。



爆竹鳴り響く中、プレビシート広場まで出てくると、街全体がまるでクラブになったかの様に、低音ビートのきいた音楽が流れていて、みんな踊っています。




2018年おめでとう!ライブみたい笑。




二人で道端で売ってたスプマンテのボトルを買って、道端で乾杯して新年をお祝い。



いつまで別居婚かわからないけど、今年も頑張ろうね、などと話しながら、これまた道端で売ってたピザを食べ、スプマンテをがぶがぶのみながら、ねぎらいあいます。

飲んだらすぐ眠くなったので、大人しくホテルへ戻ります。



街はまだまだ寝る気配がないけれど、我々はひとまずお休みなさい。




******




さて元旦です、おはようございます。

一緒にキエフで暮らしていた夫が日本に帰国して早1年半。
筋トレを始めた夫、トレーナーの指導の元、10キロ近く痩せて、食生活にも随分気をつけるようになりました。

しかし、朝ごはんにゆで卵を3個も食べたので、「まじかよ…」って思いました。
8ヶ月ぶりに会う夫、まるで別人です。見た目も勿論スッキリしたのですが、何より中身が。




さあ、街歩きスタートです。ナポリ歴史地区は世界遺産となっています。
まずは宿の近くの海辺のこのお城。

ヌォーヴォ城です。アンジュー家のお城だったそうです。年末で閉まってました。


昨晩はあんなに賑やかだったプレビシート広場は、すっかり元通りに。



そして向かうは、サン・セヴェーロ礼拝堂。
とても有名な彫刻、「ヴェールに包まれたキリスト」がみたかったのです。
写真禁止なので、気になる方はこちらの公式サイトでチェックください。
http://www.museosansevero.it/en
彫刻なのに、ヴェールの薄さ、キリストの表情、人体の丸み、やわらかさ、繊細さが表現されていて、感動します。
中の彫刻は、それ以外もとにかくゴージャスです。私は彫刻が好きなので、眼福でした。
事前予約して、朝一番で行ったのですが、けっこう混んでましたね。



そして、ナポリの街を真っ二つに突っ切る道、スパッカ・ナポリへ。この写真だと伝わりにくいんですが、一直線になっていて、奥はすごい坂道になっています。

スパッカ・ナポリ、とは「ナポリを真っ二つに割る」という意味なのだそうで。


下町、落ち着いた色合いで好きだな。




そしてナポリ名物ときいて、ラム酒シロップをたっぷりしみこませたケーキ「ババ」を買います。


食べ歩きしちゃうよん。すごい大人の味だ。フォークを指すと、あふれ出るラム酒。夫はいたく気に入った様です。



ジェズ・ヌォーヴォ教会。外観がみたことない感じ。


中は荘厳。



しかしまあ、ナポリの人々のなんとおしゃれなことでしょう。おじいちゃんさえ、おしゃれなんです。
道行く人々をみながら、夫と二人で「おしゃれ・・・」とため息。

そして、リーズナブルなスーツをあつかうお店がところ狭しと並んでいて、夫はジャケットを爆買いしていました。あんなに目をキラキラさせながら買い物し続ける夫は初めて見たような気がします。
(本当は私も買い物にいそしみたかったのですが、旅の2週間程前に、アイスバーンで滑ってこけて腰を強打し、何をするにも腰が痛い状況だったので、大人しく試着したり、店員さんとあれこれ会話する夫を、ソファに腰掛けて見守る私でした。)



丘の上には、これまたお城がみえます。

サンテルモ城です。あんまり時間がなかったので、スキップしたのですが、あとで調べてみたところ、14世紀に作られた星型要塞だったようで、星型要塞好きとしては、しまったなあ、と後悔してます。
また次回。


そして、ナポリといえば、ボンゴレ~~~

今までわざわざボンゴレ注文した事なかったのですが、名物と聞いて注文してみたところ、「ボンゴレってこんなに美味しかったの!?」と感動しました。

それから揚げピッツァも初めて食べました。揚げカルツォーネと呼ぶべきか。

海辺のレストランのテラスで、ワインをのみながらの舌鼓。



元旦、のんびりと海辺を歩きます。



こちらがナポリ最古の要塞、卵城です。



んんー、やっぱり要塞はいいですね。心惹かれるものがあります。何故でしょうね。

ナポリはみるべきものが沢山あるにも関わらず、全然時間をとらなかったので、いつかリベンジしたいと思います。
今回の旅は是にて終了。


元旦の午後、キエフへと戻ります。ばいばいイタリア。また開拓に来まーす。


南イタリア横断の旅①~港町バーリと世界遺産たち~
南イタリア横断の旅②~サレルノとアマルフィ海岸、そしてポンペイへ~




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