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スウェーデン訪問記②~ストックホルムとシグトゥーナの街~
週末のみの旅なので、駆け足です。
シュールストレミングを早々に食べ終えて(朝のミッション)、次は観光です。
まずは、首都であるストックホルムを探索。
最初に来たのは、スコーグスシュルコゴーデン、世界遺産となっている、「森の墓地」です。ストックホルムからは南へ5kmほど下ったところにあります。
この巨大な十字架のサイズ感をご理解頂く為に、友人のショットも。
ここは、エリック・グンナール・アスプルンドという北欧近代建築の礎を築いたとされる、著名な建築家が最後の作品として作り上げた場所。1940年竣工。
「死者は森へ還る」というスウェーデン人の死生観に沿うように作られた、緑と光にあふれた、あたたかな墓地です。
私も死ぬなら、家族が「ピクニックがてら、墓参りでもいくか~」って思うような、こんな場所に埋めてもらいたい、と思いました。(うすうすお気づきの方もいるかと思いますが、私は墓地めぐりが好きです。)
自然豊かで、鹿にも遭遇。
三角屋根の可愛い礼拝堂です。
新鮮な空気を吸い、太陽の光を沢山浴びたところで、次の目的地へ向かいます。
次はストックホルム市内。
あ、裸の王様だ!
あちこち目移りしながら、次の目的地へ到着。
ストックホルム市庁舎です。45分のガイドツアーに参加します。
市庁舎の「青の間」。こちらは、ノーベル賞の受賞祝賀晩餐会が開かれる広間です。(授賞式は違う場所なので、ご注意を!)
何故青くないのに、青の広間なのかというと、元々は青く塗る予定だったものの、赤レンガで組み立てたら、あまりにも美しかったので、そのままにしたそうです。
そしてこちらが、「黄金の間」。ノーベル賞の祝賀晩餐会後のダンスパーティーはここで開かれるそうです。
黄金の間に描かれているのは、メーラレン湖の女神。
それから、市庁舎は現役なので、議会なんかもあります。我々が訪問した際は夏休みだったので、使われておらず、おかげで見学できました。
こんな書斎、家にあったらいいなあ。
水辺に建てられているので、眺めも最高です。
素敵な市庁舎でした。こんな職場環境、羨ましい。
さて、次はこちら。ストックホルム市立図書館。
スコーグスシュルコゴーデンのデザインと同じ、エリック・グンナール・アスプルンドがデザインしたそうです。
階段を上っていくと…
なんと360度全面書架。あわわ、これは言葉を失う美しさ。通いたい!!!
上に上って、見下ろすのもなかなか良い。
それから、ノーベル博物館にも足を運びました。
http://www.nobelmuseum.se/
入口はノーベルの横顔。
最近の受賞者の顔写真パネルが。しかしボブ・ディランだけ似顔絵笑。許可とれなかったのかなー。
ノーベルのデスマスク。
中はこんな感じで、色んな受賞者の色んな研究や受賞内容が展示されている。川端康成のインタビューなんかも流れてました。
それから、この博物館にはカフェがあって、ノーベル賞の祝賀式晩餐会のデザートメニューを食べる事ができる!!
大変美味でございました。
このカフェにはもう一つ見所があって、カフェの椅子の裏側には、受賞者のサインが入っている!!じゃん!
日本人受賞者のサインはないかなーと探したら、山中さんのサイン入り椅子が、なぜか吊られてました。日本人が聞きまくるからでしょうか・・・?ごめんなさい。
皆さんもぜひ、博物館を訪問されたら、カフェに入って、椅子をひっくり返してみてください!
(あと、MUSEUM SHOPもけっこう楽しいです!)
博物館のあるガムラスタン地区は、可愛いお店もいっぱいで、ぶらぶら歩いて回ります。
(魔女の宅急便のモデルとも言われているようですが、そう呼ばれる場所が多すぎて、最近簡単には信じなくなって参りました。)
リサ・ラーソンの作品等を筆頭に、素敵な雑貨を取り扱ったおしゃれなショップが並んでいますので、お買い物好きの方には楽しいと思います。
広場では音楽隊が演奏中。
ガムラスタン地区の一番細い路地、モーテン・トローツィグ・グレンは観光名所になっています。
こちらは、フィンランド教会の裏庭にいる、隠れ名物(らしい)アイアンボーイ。
めちゃくちゃ小さいです。頭をなでると幸せになれるそうで、頭がテカテカしてました。
横においてある紫のは、多分彼の帽子。たまに服とか着てるらしい。
その他、歴代王室が暮らした王宮がMUST観光スポットらしいですが、時間がないので割愛笑。
(墓と王宮で悩んで、墓をとった女です。)
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次に、ストックホルムから40km弱、シグトゥーナの街へ。
途中、ご当地バーガーのMAX BURGERで腹ごしらえ。
https://www.max.se/
友人オススメのフィッシュ・バーガーにしました。バンズが胚芽でヘルシーな感じ。おいしい!
車で40分ほどで到着。(D氏毎度運転ありがとう!)
シグトゥーナの街は、「現存するスウェーデン最古の街」などと言われているようで、バイキング時代に長きにわたり、栄えた街だそう。
小さな観光案内所。
小さな市庁舎、とても可愛い。
中にも入れるけど、二部屋しかない。小さい。
街はカラフルでこじんまりしている。
水辺で物思いにふける女性。すてき。
ルーン文字の遺跡がたくさん残っている!
北欧ルーン文字とは北欧で、8世紀頃から使われ始めた文字。
素敵なカフェで一服。
RC Chocolat AB
http://www.rcchocolat.se/
ウェイトレスさんがめっちゃ可愛かったです。
時の流れが穏やかで、本当に癒された旅でした。
素晴らしいプランニングしてくれた友人夫婦にまたまた感謝。
~おまけ~
以下はお買い物&お土産編です。さすが北欧は可愛いものが色々あるなあ♪
へっへっへ、まずはここ!じゃーん!
念願のカンケンバッグを買いました。日本のショップで見たのとは比べ物にならないくらいのカラー&デザインバリエーション!!私は最近マイブームのカーキのやつを買いました。早速めちゃくちゃ愛用しています。
それから、北欧一体で信じられているトロール。
こちらのトロール作家さんのお鼻だけ出ているデザインを気に入って、一体購入、キエフに連れて帰りました。トロールは気に入った家に幸福をもたらすと言われています。我が家を気に入ってくれますように。(ちなみに、気に入らない家庭にはいたずらするそうなので、トロールは大抵醜悪なデザインであることが多い…うちにはいたずらしないでね!)
それから、北欧といえば、ヴァイキング!!(みなさん、「ヴィンランド・サガ」読んでます?スウェーデンじゃないけど!)
こちらのTシャツ!!ヴァイキングが自転車こいでたりして、めちゃくちゃかわいい!!!自分に一枚欲しかったけど、このデザインのは子供用しかなかった。大人用の柄はいまいちだった。
女の子用のもあって可愛い!子供がいたら買いたかった!
ヴァイキング・マグネット、もしゃもしゃおひげ!!!
ちなみにヴァイキングといえば、ツノのついたヘルメットのイメージですが、どうやら実際はツノはついていなかったという説が有力だと、最近何かで読みました。
ビッケはツノついてたよね!
ちなみにストックホルムには現役のヴァイキングたちがいた笑。(多分何かのツアー)
これは、友人がくれたムーミンのアラビア・マグ!うれしい!!!(T-T)
険しい顔したスノークのお嬢さん!かわいい!
北欧の陶器は最高ですが、今回手を出したら死ぬと思ったので、心を鬼にして、素通りしました。
でもいつか、心行くまで好きな食器やカラトリーを揃えたいものです。
~おまけ終わり~
スウェーデン訪問記①~世界一臭いアレを食べる~
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