ウクライナ生活 便りがないのは良い便り~Pas de Nouvelles, Bonnes Nouvelles~ 忍者ブログ

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2025年02月02日
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アパートアート

2016年06月04日
今回は短め!

最近、キエフのアパートに様々なデザインが施されています。
たしかにキエフの多くのアパートはソ連時代に作られ、決して美しいとは言えません。そのアパート建物の側面に美しい絵が描かれているのです。かなり大きいものですから車をのっていてもわかるくらい。



誰が、そしてどういう目的で描いているのかはよくわかりませんが、かなりクオリティが高い。

最近、我がアパートの隣で、描いているところを発見したので写真をとってきました。それにしてもこれ一日で作業終わらしているのだからすごい。



とりあえず手元には二枚の写真しかありませんが、すでに10箇所くらいで見かけているので、コレクションしてみようかな。


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夏到来!?雷ごろごろ

2016年06月02日
ここのところキエフは毎日のように突然の雷雨。

まるで日本にいるような、局地的な大雨に見舞われます。

でも、気温がどんどん上昇しており、最高気温は平均して20℃代に突入しています。こちらは、6月から「夏」という意識が強く、学校もながーいお休みに入るみたいです。

夏ということで色々なイベントも開催されています。

まずは、先週末に行った「夜店イベント」です。夕方四時から夜中二時までファッション関係の夜店が出るイベント。会場は、いつも「ストリートフード・フェスティバル」が開かれているところです。


この日も突然の大雨に見舞われましたが、店は屋根がある倉庫内に並びます。Made in Ukraineものを取り扱う店が多く、おしゃれで安いのです。


そして外には、B級グルメの店舗がいくつか並んでいます。20時過ぎ頃から徐々に人が増えてきました。ノリの良い音楽もかかっていて、雰囲気良いですよ。


こんなお洒落なボウタイも売っています。


そしてこちらに来てはじめてMade in Ukraineの服を買ってみました。デザインに一目惚れ。これでT-シャツ一枚1200円程ですから、かなりお得です。あとは洗濯を繰りかえしても傷まないかどうかですが...



またキエフの夏といえば、勝手に「ハイドロパーク」。キエフの右岸と左岸の間にある島で、60年代に開発されたアクアパーク。出店があったり川沿いにビーチバレーコートがでたり、野外筋トレ施設があったりなかなか楽しいです。まぁ下の動画にあるような雰囲気です。




そして勝手に「プール開き」。我々のアパートは冬は暖かくてちょうど良いのですが、初夏になると熱がこもって、かなり暑くなります。窓を開ければ良いのですが、この時期トーポリの綿が飛んでいて、気づけば家に侵入してきて掃除が大変になるので、窓を開けることができません。

ということで、夏の間、時間があれば週末は本を読みに川沿いやプールに向かいます。家から車で10分ほどで、のどかなドニプロ川を眺めならゆっくりした時間を過ごすことができます。プールについてはまだ水温が低いので、ばしゃばしゃ泳ぐのは厳しいですが(その意味では「プール開きではない」、昼間の日光は気持ちいいですよ。おかげで私も奥様も既にこんがり焼けております。まだ本格的な夏が始まる前なのに。


どこかのリゾート地にきたような感覚です。


まだまだお客さんが少ないので、ほぼ貸し切り状態。
 

子供が遊べるゾーンもあります。


そしてビーチバレー場。夏になると中学生の「部活」みたいなんが始まります。


はじめてここで食事をしましたが、なかなかおいしかった。


でも最近、ヨーロッパはカミナリ被害も多いみたいので、気をつけなければなりませんね。


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Jamalaの凱旋コンサート!

2016年06月01日
先日の「クリミア・タタールの日」という記事で少し触れた、歌姫ジャマラ。

今年開かれた欧州最大の歌謡祭「Eurovision」の優勝者です。下馬評はそれほど高くなかったので、こちらでは驚きと喜びをもって報道されています。


優勝直後、彼女のコンサートのチケットは完売状態だったのですが、「凱旋コンサート」として追加公演が組まれたので、早速チケットを購入して行ってきました。結構ええ席とりましたよ!


会場は自宅から5分の「ウクライナ宮殿」。昭和の雰囲気漂う立派な宮殿です。

受賞した「1944」という曲以外を全く知らずに行ったのですが、ミーハーの「にわかファン」は我々だけでありませんでした。会場に入るとお客さんの年齢層が幅広いことに気付きます。あんたら絶対ファンちゃうやろ...そう思わずにはいられません。案の定、コンサート中、会場を見渡すと、口ずさんだり、リズムにのったりしている人が少ない!なかには居眠りしているおじさんたちも。「ファンゾーン」と呼ばれる最前列のスタンディング席だけがやたら盛り上がっています。


後からウクライナ人の知り合いに聞いたのですが、Jamalaは今回ウクライナ代表に選ばれるまで、そこまで有名ではなかったとか。今のウクライナの置かれている厳しい状況のなかで、2014年のロシアによるクリミア編入を念頭に、1944年のソ連によってもたらされたクリミア・タタールの悲劇(強制移住)を歌ったので、いっきに国民の愛国心を刺激したのです。そして今回の優勝。多くのウクライナ人にとってこんな嬉しいことはないのでしょう。そして「ヒロイン」となった彼女をひと目見ようと多くの人がかけつけたのかもしれません。ちなみに今年優勝したので、来年はウクライナでEurovisionが開催されます!

でも、音楽はかなりジャジーな感じ、あるいはR&Bな雰囲気の曲が多い。キエフ音楽院オペラ学科卒で、ミラノ・スカラ座にも立ったというだけあって、圧倒的な声量とソウルフルな声で歌い上げます。我々はむしろ受賞した「1944」よりも、それ以外の曲のほうがノリも良くて好きだった。

誰かがアップしてくれているコンサート映像。






で、そんな多くのミーハーが集まっていたコンサートだったので、クライマックスで受賞曲「1944」が始まったときに「のみ」、観客は総動員で立ち上がり、口ずさみ始めました!


アンコールもあり、まぁ最後は大盛り上がりでした。個人的にはかなり心地のよい音楽をいっぱい聞けたので、気分があがりましたがね。で、帰りはいきつけのクリミア・タタールレストラン「Musafir」へ。閉店間際でしたが、逆にいつもよりお客さんが少なく、すっと入れました。本当に安くて、美味しい店です。クリミアに思いを馳せながら、クリミア料理をいただく、贅沢ですね。


この後も頭ではJamalaの曲が流れ続けるので、二人でダウンロードしまくった次第。よい曲が多いだけに、優勝後、いっきに一部のロシアやそしてウクライナの政治家によって「政治化」されちゃったのは残念。日本でもこの点がやはり報道されていましたよね。でも、もしかしたらそれは本人が望んだことなのかも。まぁ優勝して、「人民芸術賞」を受賞し、知名度もあがったので売れるでしょうが、国際的には「あの政治的なメッセージを歌うJamalaね」という評判にならないか勝手に心配しています^^:














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続・日本の世界一

2016年05月30日


トイレから戻ってきたら興奮している同僚。世界一日本のトイレが好きだってことを
忘れていたそうです。笑。そうですよね。私は愛国主義者からはほど遠い女ですが、
トイレだけは本当に日本が世界一と信じてます。

という訳で、久々に日本に行ってました。前回は初めて日本を訪問するウクライナ人たちを
連れていたので、おもしろい事件がいろいろ起きたのですが、今回は行き慣れてる同僚なので、あんまりネタがなかった…。思い出した順から書こうと思います。

前回の日本出張シリーズはこちら(ちなみに今回の4コマは↓「その5」の続きです。)
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9
おまけ1 おまけ2 おまけ3





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あぁ、味わい深き本屋

2016年04月20日
先日、奥様と外で昼食後、散歩していると偶然古めかしい本屋を発見しました。

どこの国に行っても時間があれば本屋めぐりをしたい(でも実は活字嫌い)ダンナですが、ウクライナには本屋はあるものの大型書店や古本屋さんが見当たらず困っていました。

で、今回発見したボグダン・フメルニツキ―通りの本屋。店の前にはプレートがあります。国家・公共機関(例えばビザ発給事務所)だとこういうプレートがあるので、ここも何か指定を受けているのでしょう。「アカデミア・クニーガ(アカデミック本屋?)」なんて書いています。面白そう。


入ってみると、むかーしから続いているという雰囲気です。
そして奥に入ってみると、古本がいっぱい!2階にのぼると、ミシミシという音が店内に響き渡ります。そしてこの古本の匂い。大学図書館を思い出しますね。


ジャンルはいろいろあります。詩集、物理学、心理学、歴史学、楽譜...伝記なんかもいっぱいありました。多くはソ連時代に発刊されたものですね。


で、我々が購入したのはこちら。
ずっと欲しいと思っていた、定番Collinsの英ロ辞典。これで英ロ共通単語を探しだして、先に覚えていきたいと思います。あとは、奥様がお母さまのために購入した仏・ウ辞典。そして自分のために、ウクライナ女流詩人レシア・ウクラインカの詩集を買っていました。おばさんが積み上げられた本の中から探しだしてくれたようです!

あとは旦那用の戦争百科事典と76年の軍事カレンダー。レアものも転がっています。ちなみにこれ全部で1200円です。


戦争辞典の中身はこんな感じ。


古本が想像以上に安かったので、時々ここに出かけて面白そうな本を探しにきてしまいそうです。


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