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2024年11月23日
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ウクライナのDual Life
2015年07月25日
旦那でぇーす。
先週末の来客対応で疲れてしまい、スランプに陥っておりました。
暑さのせいかなぁ。
いずれにせよ、キエフの夏はまだまだ続いております。
連日32度超え。いや、日本に比べればまだまだなのはわかっていますが、慣れというのは本当に怖いもので、涼しい気候に慣れてしまうとすごく暑く感じます。しかもこの国、夏を前提としていないのでバスや地下鉄にクーラーが設置されておらず、めちゃめちゃ暑いんですわ。しかも日差しが強く、奥様が描くように旦那、真っ黒です。
さて6月の記事「夏到来!ビーチ!」でも紹介しましたが、
暑い日には、キエフっ子は「Hydropark」と呼ばれるソ連時代に作られた「水」をコンセプトにしたテーマパークに出かけます。「テーマパーク」といっても特に入場料は取られません。
普通の人々はドニプロ川沿いの砂浜にシートを広げ、肌を焼いたり、本を読んだり、筋トレしたり、ビーチバレーに興じています。
↓こーんな感じ。
しかし、ウクライナの裕福な人や外国人は汚いドニプロ川に入りたくないのか、Hydroparkの奥にあるリゾート風プールに向かいます。
駐車場には、ポルシェ、ベントレー、メルセデスなど高級外車がズラリ。でも入場料は1500円ほどです。一日過ごせることを考えるとそんなに高くはないのですが、こちらではやはり高価です。
セキュリティ・チェックを受けて入場すると、大きめのプールがあり、その周りに日焼けや読書をしに来た人がデッキチェアでゆっくりしています。DJがいい感じに音楽をかけ、バカンス地でよく見かけるあの風景が広がっています。
奥にはレストランがあったり、ビーチバレーのコートがあったり、子供用遊具があったりと充実しています。そのせいで家族連れも多いですね。
平日はやはり人は少なめですが、週末は多くの人で賑わっています。
ここから見える、ぺチェルスカ大修道院は絶景です。
プライバシーがあるのであまり写真はとれませんが、こちらの女性たちはモデルさながらに写真撮影大会を開いています。確かに美しくスタイル抜群な女性は多いのですが、あまりにも自信があるのでしょうか、撮影大会が終わりません。
そしてキエフの夏は夜10時位まで明るいので、夕方になると日差しは一段と厳しくなります。
ここの食事は少々高めですが、飲み物は市内のバーで飲むくらいの値段。
水辺で涼しいこともあって、仕事をしている人やMTGをしているグループも見かけます。
キエフにはこの他にも市内でバカンス気分を味わえるところがいくつかあります。
行ったことないのですが、近くのモールの屋上には以下のようなプールも...開放的ですね。
日本に伝わっているウクライナイメージからは想像できないと思います。
ここがキエフであるということ、そして戦時下の国にあるということをつい忘れてしまうような雰囲気です。まさにこれこそが現在のウクライナの状況、つまり戦地で戦う人がいる一方で、その犠牲が国民全体でシェアされていない状況を示す「Dual Life」なんでしょう。
戦時下にあり、経済も最悪の状況であるにも関わらず、社会・生活面でのある程度の秩序が保たれている状況。シュールリアルと言ってしまえばそれで終わりですが、これは問うに値する問題かもしれません。 ↓ブログランキングに参加中です。よろしければ、1日1回ポチっとお願いします。
先週末の来客対応で疲れてしまい、スランプに陥っておりました。
暑さのせいかなぁ。
いずれにせよ、キエフの夏はまだまだ続いております。
連日32度超え。いや、日本に比べればまだまだなのはわかっていますが、慣れというのは本当に怖いもので、涼しい気候に慣れてしまうとすごく暑く感じます。しかもこの国、夏を前提としていないのでバスや地下鉄にクーラーが設置されておらず、めちゃめちゃ暑いんですわ。しかも日差しが強く、奥様が描くように旦那、真っ黒です。
さて6月の記事「夏到来!ビーチ!」でも紹介しましたが、
暑い日には、キエフっ子は「Hydropark」と呼ばれるソ連時代に作られた「水」をコンセプトにしたテーマパークに出かけます。「テーマパーク」といっても特に入場料は取られません。
普通の人々はドニプロ川沿いの砂浜にシートを広げ、肌を焼いたり、本を読んだり、筋トレしたり、ビーチバレーに興じています。
↓こーんな感じ。
しかし、ウクライナの裕福な人や外国人は汚いドニプロ川に入りたくないのか、Hydroparkの奥にあるリゾート風プールに向かいます。
駐車場には、ポルシェ、ベントレー、メルセデスなど高級外車がズラリ。でも入場料は1500円ほどです。一日過ごせることを考えるとそんなに高くはないのですが、こちらではやはり高価です。
セキュリティ・チェックを受けて入場すると、大きめのプールがあり、その周りに日焼けや読書をしに来た人がデッキチェアでゆっくりしています。DJがいい感じに音楽をかけ、バカンス地でよく見かけるあの風景が広がっています。
奥にはレストランがあったり、ビーチバレーのコートがあったり、子供用遊具があったりと充実しています。そのせいで家族連れも多いですね。
平日はやはり人は少なめですが、週末は多くの人で賑わっています。
ここから見える、ぺチェルスカ大修道院は絶景です。
プライバシーがあるのであまり写真はとれませんが、こちらの女性たちはモデルさながらに写真撮影大会を開いています。確かに美しくスタイル抜群な女性は多いのですが、あまりにも自信があるのでしょうか、撮影大会が終わりません。
そしてキエフの夏は夜10時位まで明るいので、夕方になると日差しは一段と厳しくなります。
ここの食事は少々高めですが、飲み物は市内のバーで飲むくらいの値段。
水辺で涼しいこともあって、仕事をしている人やMTGをしているグループも見かけます。
キエフにはこの他にも市内でバカンス気分を味わえるところがいくつかあります。
行ったことないのですが、近くのモールの屋上には以下のようなプールも...開放的ですね。
日本に伝わっているウクライナイメージからは想像できないと思います。
ここがキエフであるということ、そして戦時下の国にあるということをつい忘れてしまうような雰囲気です。まさにこれこそが現在のウクライナの状況、つまり戦地で戦う人がいる一方で、その犠牲が国民全体でシェアされていない状況を示す「Dual Life」なんでしょう。
戦時下にあり、経済も最悪の状況であるにも関わらず、社会・生活面でのある程度の秩序が保たれている状況。シュールリアルと言ってしまえばそれで終わりですが、これは問うに値する問題かもしれません。 ↓ブログランキングに参加中です。よろしければ、1日1回ポチっとお願いします。
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