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フランスの結婚式
フランスのボジョレー地方に行ってきました。
「ボジョレー・ヌーボー」で有名なところですが、目的は親友二人の結婚式。
ふたりともフランス人の外交官ですが、パリ、そして東京で机を並べて勉強した仲です。
久しぶりのフランス。
キエフからパリまで飛行機で3時間。そこからリヨンまでTGV(高速鉄道)で2時間。そこでコートジボワールから参列する友人(日本人)と落ちあい、レンタカーで1時間。
ダンナ、初めての左ハンドル。めちゃ緊張です。イライラします。どんどん中央の車線に近づいてしまいます。リヨン市内は道が狭く、危ない場面もありましたが、なんとかクリア。高速に乗れば道も広がり楽になります。
そして見えてきた、ボジョレー地方。ぶどう畑が視界に広がります。
あまりにも美しいので、我慢できず途中でワイン・カーヴ(貯蔵庫)に寄りました。
奥様、そして友人と女子達はワインの試飲。ダンナは運転のため、ぶどうジュース。
周りのフランス人は車できていても、試飲はいいでしょ的な感じで、普通に飲んでますが...
「ヌーボーじゃないボジョレ」をはじめて飲んだと女子達はわいわい。
ぶどうジュースも美味しかったよ...
で、そこから30分くらい離れたところに結婚式が開かれる小さな村が見えてきました。
街のメイン通り。小さなスーパ、薬局、カフェ、パン屋が。
ここにもワインカーヴがありました。立派です。
そして車で丘の上まで登ると「テラス」というボジョレー地方を一望できるレストランにありつきました。ここでランチ。
やっぱり、デザートのレベルがキエフとは違う。それはそうか...。美味しかったなぁ。
で、今回フランスの結婚式にはじめて出たんですが、日本とはまるっきり違う。
今回だと、金曜夜は前夜祭で、貸し切りシャトー(お城)に家族、そして前入りしたゲストが一緒になってディナー。
土曜午後一で教会での結婚式。そこからシャトーに移動して、お庭で生演奏を聞きながら夜まで旧交を温めます。パリや東京で一緒に学んだ友人もいっぱい来ていました。皆、優秀で世界各地で活躍中。だいたい最初の質問は「いまどこ住んでるの?」。パリはもちろん、東京、大阪、北京、アディスアベバ、アビジャン、ベルギー、でキエフ...みんなはるばるやって来ました。我々には「キエフ大丈夫なん?」「で、キエフで何やっているの?」との質問が飛び交いましたが...
幼なじみの友人が出し物をしたり、プロのマジシャンがマジックショーをやったり、新郎新婦がサプライズでダンスしたり。
そして23時を過ぎた頃に披露宴はお開きになりますが、そこから朝までダンスパーティ(笑)
クラブDJもいて、最初は若い人たちのみならず、お母さんやお父さん、おじさん、おばさんもみんなでダンス。すごい光景だ。我々は朝3時くらいで脱落。でも5時まで踊っていた面々もいるみたい。
翌日は朝遅めに皆起きてきて、お庭でゆっくりブランチ。太陽も出てきて気持ちよかったです。世界のどこかで再会することを誓って、お別れ。新郎新婦は新婚旅行にでかけました。
次みんなに会えるのはいつかな〜。