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2024年11月22日
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ブルガリア訪問記①~旧共産圏の香り残る首都ソフィア~
2017年07月14日
さて、またしても3連休がやってきたので、旅に出ます。
ある祭を見たくて、ブルガリアを目指します。本当は1人で行く予定だったのですが、母に話したら、「あ?そういえばフランスも、そこ3連休だったわ」ということで、またしても母と旅へ。
さて、キエフからブルガリアの首都、ソフィアまでは飛行機で1時間半強です。
冬は飛ばない、シーズナル便で南下します!
エアラインは、何々?んー、聞いた事ないぞ、「ドニプロ・アヴィア」…。ウクライナのLCCですね、はい。
空港に行って、搭乗ゲートまで行くと、バスに乗せられ、連れていかれたのは…。
うええええ、機体ちっちゃー!!!
ひええ、久々のプロペラ機です(バルティック・エアでラトビアに行って以来)。
しかしバルティックより更に小さい機体です。もしかしたら過去最小かも?
乗り込むと、更にちっちゃさを実感!左側が1席、右側が2席しかありません。
チェックイン時にカウンターで「窓側?通路側?」って聞かれたけど、窓側かつ通路側の1人席を頂きました笑。
ドニプロ・アヴィア、乗ってみたい方はこちらから↓
http://dniproavia.com/en/
LCCなのにサンドイッチもドリンクも無料で出たし、離発着前は飴もくれて、サービスは意外と悪くなかったですよ!
さて、あっさりと1時間40分で到着。私の着いたソフィア空港のターミナル、本当に何もないんですけど!?LCC用のオンボロ到着ターミナル、Wifiもなければ、売店もない…。母とは直接ホテルで待ち合わせなので、ひとまず空港を出ます。
街中につくと、「お、なんかキエフと似たり寄ったりなボロさだなあ(←失礼)」と嬉しくなる私。
更に嬉しかったのは、久々にモスクが見れた事!アザーンが聞こえるよろこび。
こちらはバーニャ・バシ・モスク。ちょうどラマダンの時期でしたので、夕方になると、イフタールの準備をしているところが、ちらりと隙間から見えました。
ブルガリアはトルコのお隣、そして約500年のオスマン帝国による支配を受けた国。それゆえ、トルコの文化がしっかりと根付いているんですね。
ホテルにたどり着くと、横には、”THE・共産主義”、みたいな建物を発見。
調べてみると、ブルガリアの共産党本部跡でした。通称「ラルゴ」だそうです。
おっとっと、どうやらすごいところに宿をとってしまいました。
ブルガリアはソ連には加盟しませんでしたが、一時期は共産主義政権でした。
それまで王政だったブルガリアは、1944年にソ連の侵攻を受け、共和制をとり、共産主義政権となりました(ペレストロイカが始まり、民主化要求の高まりを受け、1989年に崩壊)。
ぶらぶらと歩いていると、そこかしらに共産主義の余韻が見えますね。面白い。
無事に母と合流し、観光スタート。
まずはソフィアから車で20分くらいのところにある世界遺産、ボヤナ教会へ!
http://boyanachurch.org/
母フライト、またしてもディレイしたので(前回はオランダ旅行記ご参照)、焦りながら向かいます。気温は30度近く、タクシーはエアコンなし!汗だくで入口に到着。
この教会は、10世紀の後半~11世紀初頭頃に建てられたそうで、13世紀頃に増築された棟に描かれているフレスコ画が有名なのです。とても小さな教会なので、中に入るのは1回10人、10分まで。そして、有料です。
そしてなんと!入場券の購入に!5分間に合いませんでした!!!閉まってた!!
NOOOOOO!!
仕方ないので、教会の周りをお散歩だけしました。喧騒から離れた、緑豊かな、とても落ち着く場所でした。いつかリベンジしたいと思います。(見そびれたものが残念ながら他にもあるので。)
フレスコ画が気になる方は、こちらのサイトをチェックしてみてくださいね。
続いて、ソフィア市内中心部に戻ってきます。
こちらは、アレクサンドル・ネフスキー寺院。バルカン半島で最も美しい寺院、と称されるとか。ブルガリア独立の契機となった露土戦争で、命を落とした多くのロシア兵の慰霊を目的として建立された寺院だそうです(1912年に建設完了)。
一応入ってみたんですが、母も私もあんまり好みではなかったので、お金を払ってまで写真を撮影する気になれず、中の写真はありません。サーセン。でも外見はとても立派です。ソフィアのシンボルだと思います。
続いて、ソフィア大学。わたくしめの出身大学もソフィア大学なので(わかる方だけわかって頂ければ)、親近感を覚えて思わずパシャリ。ソフィアとは智恵のことですね。
聖ネデリャ教会。10世紀ごろに建てられたそうです。
個人的にはネフスキー寺院よりこちらの石造りの教会のほうが好みです。
こちらはソフィアの女神像。ネデリャ教会のすぐ傍にあります。
逆光で見えにくいかと思いますが、お顔と手がなぜかゴールド。
こちらは、アレクサンドル2世像。
なんでロシア皇帝の銅像がブルガリアにあるのかというと、アレクサンドル2世が、オスマン帝国に支配されていたブルガリアを解放したから、なんですね。
↑よーく見ると、手に書簡を持っています。これは、オスマン帝国への宣戦布告状なのだそうです。
ふんふん。露土戦争ですね。この辺の歴史、あんまり意識したことなかったですが、面白いですね。
翌朝は早い!ということで、スーパーに立ち寄り、朝食になるものを物色。
ブルガリア=ヨーグルト!!!
ヨーグルトコーナーが圧倒的な充実ぶりでした。しかもカップが巨大。日本みたいな小さなカップなんてないんです。そして、巨大だけど安い!(0д0;)
母のガイドブック曰く、ブルガリアのヨーグルトの標準サイズは400gだそうです。それより小さいのは確かになさそう…。
確かに街中にも、巨大なヨーグルトドリンクのボトルを手に持って、飲み歩きしている人が…(ウクライナならこれはビールなんですけど)。さすがブルガリア。ヨーグルト大国。
と言うわけで、ヨーグルトとさくらんぼを購入して、スーパーを出ます。
(ヨーグルトの食レポは次回)
夕飯は、正統派ブルガリア料理を食べよう!ということで、こちらのレストランへ。
http://magernitsa.com/en/
ここの素晴らしいのは、お料理は勿論なんですけど、内装!か、かわいいいいいー!!
中では本物のスープがぐつぐついってました。
ブルガリアワインと前菜盛り合わせ。
ブルガリアではトラキア人の時代から葡萄を栽培していたそうで、美味しいワインが有名です。
左写真のバターみたいなのは、不思議。どうやら小麦粉が練りこんであるらしく、ちょっともっちりしている。ガーリックやハーブ、スパイスが効いていて、パンに塗るとよくあう。
前菜はスィレネ(フェタチーズみたいなチーズ)、生ハムやサラミ、ナスやパプリカのサラダやヨーグルトを使った前菜等、飽きないし、バリエーションも豊かです。やっぱりトルコっぽさは感じるけど。
メインはラムのシチューみたいなのを頼んでみました。ウクライナにはないタイプの料理なので、それだけでとても嬉しいです。
そんな感じで、ソフィアの見所紹介終わり。次は私の夢を叶えにいった話を。
<<ブルガリア訪問記>>
ブルガリア訪問記①~旧共産圏の香り残る首都ソフィア~(このページ)
ブルガリア訪問記②~バラの谷、カザンラクの街へ~
<<拍手のお返事>>
>T氏
A家はたらい回しの駐在生活をエンジョイしているようでした:)
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ある祭を見たくて、ブルガリアを目指します。本当は1人で行く予定だったのですが、母に話したら、「あ?そういえばフランスも、そこ3連休だったわ」ということで、またしても母と旅へ。
さて、キエフからブルガリアの首都、ソフィアまでは飛行機で1時間半強です。
冬は飛ばない、シーズナル便で南下します!
エアラインは、何々?んー、聞いた事ないぞ、「ドニプロ・アヴィア」…。ウクライナのLCCですね、はい。
空港に行って、搭乗ゲートまで行くと、バスに乗せられ、連れていかれたのは…。
うええええ、機体ちっちゃー!!!
ひええ、久々のプロペラ機です(バルティック・エアでラトビアに行って以来)。
しかしバルティックより更に小さい機体です。もしかしたら過去最小かも?
乗り込むと、更にちっちゃさを実感!左側が1席、右側が2席しかありません。
チェックイン時にカウンターで「窓側?通路側?」って聞かれたけど、窓側かつ通路側の1人席を頂きました笑。
ドニプロ・アヴィア、乗ってみたい方はこちらから↓
http://dniproavia.com/en/
LCCなのにサンドイッチもドリンクも無料で出たし、離発着前は飴もくれて、サービスは意外と悪くなかったですよ!
さて、あっさりと1時間40分で到着。私の着いたソフィア空港のターミナル、本当に何もないんですけど!?LCC用のオンボロ到着ターミナル、Wifiもなければ、売店もない…。母とは直接ホテルで待ち合わせなので、ひとまず空港を出ます。
街中につくと、「お、なんかキエフと似たり寄ったりなボロさだなあ(←失礼)」と嬉しくなる私。
更に嬉しかったのは、久々にモスクが見れた事!アザーンが聞こえるよろこび。
こちらはバーニャ・バシ・モスク。ちょうどラマダンの時期でしたので、夕方になると、イフタールの準備をしているところが、ちらりと隙間から見えました。
ブルガリアはトルコのお隣、そして約500年のオスマン帝国による支配を受けた国。それゆえ、トルコの文化がしっかりと根付いているんですね。
ホテルにたどり着くと、横には、”THE・共産主義”、みたいな建物を発見。
調べてみると、ブルガリアの共産党本部跡でした。通称「ラルゴ」だそうです。
おっとっと、どうやらすごいところに宿をとってしまいました。
ブルガリアはソ連には加盟しませんでしたが、一時期は共産主義政権でした。
それまで王政だったブルガリアは、1944年にソ連の侵攻を受け、共和制をとり、共産主義政権となりました(ペレストロイカが始まり、民主化要求の高まりを受け、1989年に崩壊)。
ぶらぶらと歩いていると、そこかしらに共産主義の余韻が見えますね。面白い。
無事に母と合流し、観光スタート。
まずはソフィアから車で20分くらいのところにある世界遺産、ボヤナ教会へ!
http://boyanachurch.org/
母フライト、またしてもディレイしたので(前回はオランダ旅行記ご参照)、焦りながら向かいます。気温は30度近く、タクシーはエアコンなし!汗だくで入口に到着。
この教会は、10世紀の後半~11世紀初頭頃に建てられたそうで、13世紀頃に増築された棟に描かれているフレスコ画が有名なのです。とても小さな教会なので、中に入るのは1回10人、10分まで。そして、有料です。
そしてなんと!入場券の購入に!5分間に合いませんでした!!!閉まってた!!
NOOOOOO!!
仕方ないので、教会の周りをお散歩だけしました。喧騒から離れた、緑豊かな、とても落ち着く場所でした。いつかリベンジしたいと思います。(見そびれたものが残念ながら他にもあるので。)
フレスコ画が気になる方は、こちらのサイトをチェックしてみてくださいね。
続いて、ソフィア市内中心部に戻ってきます。
こちらは、アレクサンドル・ネフスキー寺院。バルカン半島で最も美しい寺院、と称されるとか。ブルガリア独立の契機となった露土戦争で、命を落とした多くのロシア兵の慰霊を目的として建立された寺院だそうです(1912年に建設完了)。
一応入ってみたんですが、母も私もあんまり好みではなかったので、お金を払ってまで写真を撮影する気になれず、中の写真はありません。サーセン。でも外見はとても立派です。ソフィアのシンボルだと思います。
続いて、ソフィア大学。わたくしめの出身大学もソフィア大学なので(わかる方だけわかって頂ければ)、親近感を覚えて思わずパシャリ。ソフィアとは智恵のことですね。
聖ネデリャ教会。10世紀ごろに建てられたそうです。
個人的にはネフスキー寺院よりこちらの石造りの教会のほうが好みです。
こちらはソフィアの女神像。ネデリャ教会のすぐ傍にあります。
逆光で見えにくいかと思いますが、お顔と手がなぜかゴールド。
こちらは、アレクサンドル2世像。
なんでロシア皇帝の銅像がブルガリアにあるのかというと、アレクサンドル2世が、オスマン帝国に支配されていたブルガリアを解放したから、なんですね。
↑よーく見ると、手に書簡を持っています。これは、オスマン帝国への宣戦布告状なのだそうです。
ふんふん。露土戦争ですね。この辺の歴史、あんまり意識したことなかったですが、面白いですね。
翌朝は早い!ということで、スーパーに立ち寄り、朝食になるものを物色。
ブルガリア=ヨーグルト!!!
ヨーグルトコーナーが圧倒的な充実ぶりでした。しかもカップが巨大。日本みたいな小さなカップなんてないんです。そして、巨大だけど安い!(0д0;)
母のガイドブック曰く、ブルガリアのヨーグルトの標準サイズは400gだそうです。それより小さいのは確かになさそう…。
確かに街中にも、巨大なヨーグルトドリンクのボトルを手に持って、飲み歩きしている人が…(ウクライナならこれはビールなんですけど)。さすがブルガリア。ヨーグルト大国。
と言うわけで、ヨーグルトとさくらんぼを購入して、スーパーを出ます。
(ヨーグルトの食レポは次回)
夕飯は、正統派ブルガリア料理を食べよう!ということで、こちらのレストランへ。
http://magernitsa.com/en/
ここの素晴らしいのは、お料理は勿論なんですけど、内装!か、かわいいいいいー!!
中では本物のスープがぐつぐついってました。
ブルガリアワインと前菜盛り合わせ。
ブルガリアではトラキア人の時代から葡萄を栽培していたそうで、美味しいワインが有名です。
左写真のバターみたいなのは、不思議。どうやら小麦粉が練りこんであるらしく、ちょっともっちりしている。ガーリックやハーブ、スパイスが効いていて、パンに塗るとよくあう。
前菜はスィレネ(フェタチーズみたいなチーズ)、生ハムやサラミ、ナスやパプリカのサラダやヨーグルトを使った前菜等、飽きないし、バリエーションも豊かです。やっぱりトルコっぽさは感じるけど。
メインはラムのシチューみたいなのを頼んでみました。ウクライナにはないタイプの料理なので、それだけでとても嬉しいです。
そんな感じで、ソフィアの見所紹介終わり。次は私の夢を叶えにいった話を。
<<ブルガリア訪問記>>
ブルガリア訪問記①~旧共産圏の香り残る首都ソフィア~(このページ)
ブルガリア訪問記②~バラの谷、カザンラクの街へ~
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>T氏
A家はたらい回しの駐在生活をエンジョイしているようでした:)
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次のお祭りの記事、何祭りだろう?
楽しみにしています。
お祭りはブルガリアといえば、というやつです。
また頑張って書き上げます。