西ウクライナ旅行記②〜ザカルパチア州ムカチェボ近郊からハンガリー国境へ〜 便りがないのは良い便り~Pas de Nouvelles, Bonnes Nouvelles~ 忍者ブログ

西ウクライナ旅行記②〜ザカルパチア州ムカチェボ近郊からハンガリー国境へ〜

2016年07月19日
ウジュホロドを去り、同ザカルパチア州にあるムカチェボに向かいます。
だいたい40分ほどで中心街まで到着いたしました。



途中、スレドネンスキー城跡があったのでまずはそこを目的地に設定。しかし到着して唖然。
家が3軒ほど並んでおり、その前は草むら。お城らしきものはありません。ですが、じっくり見ると...馬の後ろの草むらの後ろにお城が!!

たまに観光客が訪れるのでしょうか、近所の放牧をしている子供が、停車位置を教えてくれ、そしてこのお城のガイドをしようかと申し出てくれます。お城自体ものすごく小さいし、子供のロシア語(あるいはウクライナ語)解説を聞いたところでよくわからないので、丁重にお断りました。石で組み立てられ、それなりに栄えていたであろう城跡と馬のセットの景色を堪能しました。
 

 



続いてムカチェボ市内に入ると見えてきました、パラノック城
こちらは英語のHPもあり、きちんと管理されており、内部は博物館になっています。
ザカルパチアの歴史、ムカチェボの歴史、そして伝統衣装の展示があります。

そしてなぜかこの地域で取る・見ることができる植物、生物、動物の展示も入っており、子供連れの家族でたいへん賑わっていました。








この地域・地域周辺の民族衣裳。ドイツ、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ウクライナ、皆似ているけどどこか違う。


城からの景色。


ハンガリー語との併記。ロシア語はありません。


そうこの街はハンガリーに大変近い街なのです。

さて、次にどこにいくか〜。ムカチェボ市内はとても小さいので、後でゆっくりみれるとして、とりあえず当てもなくハンガリー国境を目指そうということになりました。こんなゆる~い旅です。

そして道中でよく目にしたのが「Chizay」というワインのシャトーの看板。とりあえず入ってみるか、と畑のなかを突っ走ると、出てきましたシャトー。なかに入ると、他のウクライナ人観光客が数人いて、「今からツアーとテイスティングするけど来る?」と誘われます。値段も300円とリーズナブル(ってか激安)だったので挑戦!



ものすごく丁寧に説明してくれます。案内のお兄さんはロシア語と英語をまぜまぜにして解説してくれたので、ものすごく分かりやすかった。しかもはじめての日本人訪問者らしく、えらく親切にしてもらいました。



ぶどう畑。なんとこのチザイというブランド、日本でもおなじみのゴルバチョフが、80年代に西ウクラインのワイン産業を壊滅したおかげで長らく途絶えていたそうです。そして地道に再建し、4年ほど前に再起。そのせいか一緒に周ったキエフ出身のウクライナ人もこの銘柄は知らなかったと(一応キエフでもスーパーのメガマーケットで売られているようですよ!)。





そしていよいよテイスティング・タイム。1つ1つ丁寧に味の特徴、他のワインとの差、製法など教えてくれます。飲めない人にはぶどうジュース。


三つしかグラスが用意されていなかったので三杯で終わるかと思いきや...


結局、上のボトルのように11種ものワインをテイスティングさせてもらいました。
しかもちょびっとだけではなく、がっつり注いでくれるので最後のほうは酔っぱらい。
このあたりがウクライナの良いところなんですよね。おじさんも我々が色々質問したり、良い反応をしたこともあって気分があがっていたのでは。いつもこれほど飲めるのかはわかりません。それでも値段は変わらず300円ですからね。美味しかったのでどんどん世界中に進出していってほしいです。
そして最後に飲ましてもらったのが、トカイ・ワイン。トカイは日本でも知られているハンガリーのワインですが、ここはハンガリー国境に近く、この銘柄はハンガリーでも高く評価されているらしいです。そしてまさにこのワインは、あのカストロが愛した銘柄だそうですよ。


この日、35度近くあったせいか、白ワイン、スパークリングワインがめちゃめちゃ美味しかったので、グビグビいっちゃいました。そして我々にしては珍しく、6本箱買しました(笑)お値段、総額3000円。安い!我々は3銘柄しか買ってませんが、ワイナリーにはもっと沢山種類置いてました。



さてほろ酔いどころか、かなり酔っ払った状態で、妻に運転を頑張ってもらい(念の為注記すると妻は葡萄ジュースのみ)ハンガリーに向かいます。特にハンガリーに用事はなかったのですが、ハンガリー名物のスープだけ食べにいって、直ぐ戻ってくるか的なノリで。しかーし…!!


結果から申し上げますと、残念ながら入国できず!
いや、ウクライナ側のコントロールは無事通過しましたよ。ウクライナからハンガリーに向かう人が多かったせいでかなり時間はかかりましたけれども。でもハンガリー側で引っかかった。ウクライナで借りた車で、欧州レベルでの国際自動車保険(グリーンカード)の提示を求められるも、存在自体知らなかった。ということで、丁重に入国を拒否され、U-Turnしてウクライナのハンガリー国境沿いをうろちょろしたのであります(続く)。

↑多分逆(ハンガリーで借りた車でウクライナに入国する)なら無問題だったのでしょう。
移民問題で国境を厳しくしているEU、こんなところではじかれるとは、思いもしませんでした。





西ウクライナ旅行記①〜ザカルパチア州ウジュホロド〜
西ウクライナ旅行記②~ザカルパチア州ムカチェボ近郊からハンガリー国境へ~
西ウクライナ旅行記③~ザカルパチア州ハンガリー国境沿い温泉地~
西ウクライナ旅行記④〜番外編:スロバキア東部へ、天空の城ラピュタ!?〜
西ウクライナ旅行記⑤最終編〜ムカチェボからリビブへ〜




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