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2024年11月21日
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西ウクライナ旅行記④〜番外編:スロバキア東部へ、天空の城ラピュタ!?〜
2016年07月28日
今回は西ウクライナ旅行時の番外編です。
ウジュホロドから国境を渡って、スロバキア(ウクライナ側)に入国しました!
こちらはちゃんと入国できました。
こちらも大自然。ただし、ウクライナとの明らかな違いは、道の舗装レベル。道に穴ぼこがありません!!途中、EUとスロバキアの旗が並んだ看板があり、恐らくEUの補助金でインフラ整備もされているのではないでしょうか。
途中、コウノトリをはじめて生で見ました。結構大きいですね。
とりあえず、ノリでスロバキアに入ったので、全然事前調査をしていません。その場でGoogle Mapを開き、観光地らしきものを探します。
まずは「プレショフ」という街。国内第三位の街です。が、中心街はものすごく小さい。かつては、イスタンブールからベオグラード、コシチェ、ワルシャワを経てバルト海にいたる交易路の上に位置し、栄えていたみたいですよ(地球の歩き方情報)
プレショフ大聖堂。小さな街のなかに聖堂が並んでいます。
意外だったのが、ソ連時代の「大祖国戦争」の記念碑があったこと。てっきり東欧諸国ではこうしたソ連時代のものは撤去されていると思っていたのですが、結構な数で見かけたので驚き。ソ連時代は「占領」として見られているはずなんですが、どうなんでしょう。
そしてプレショフから北に約30分、ポーランド国境の近くの街「バルデヨフ」に向かいます。ここはスロバキアに到着してから調べてわかったのですが、この街全体が世界遺産(2000年登録)。この辺りはカトリック教徒が多数のようです。そして郊外には温泉保養地があるという情報をゲットしました。
温泉にも行きましたが、残念ながら写真はありません。温泉というより老人向けの健康ランドという感じです。アジア人が相当珍しいのか、ものすごくジロジロ見られました(笑)最近スロバキアではややナショナリスティックな政党が台頭しているというので警戒しましたが、単に物珍しかったようですね。それにしても、まさかスロバキアでも温泉に入るとは。
そして湯上がりには、適当に入ったレストランのスロバキア料理。
これは山羊のチーズたっぷりのブリンゾベ―・ハルシュキ(ニョッキみたいなもちもちショートパスタ)。カロリー爆弾ですが、大変美味しかった。
お次は豚の首肉のロースト。こちらもジューシーで美味ー!!
やっぱりニジマス最高です。川魚、臭みがあると思っていましたが、そんなことありません。
そして事前(ていっても一日前)に調べていて絶対行きたかったのが、このお城。スピシュ城です。バルデヨフから約1時間、プレショフから約40分、ものすごく綺麗に整備された道路を進みます。ただこの日は局地的に大雨。ただ平地なのでどちらから晴れてくるか容易に想像がつきます。
スピシュ城は、中欧で最大級。ものすごい雄大なパノラマ。モンゴルの襲来に備えて建築がはじまったようです。18世紀末に火災で焼け落ちで、廃墟となり、現在も修復工事中(こういうケース、このあたり多いな)。でもあまりにも美しく、日本のネット上では、この城が「天空の城のラピュタ」のイメージモデルになったと言われているそうです。本当かな。←奥様注記:そう言われているスポットは一杯ありますよね…。個人的にはなんだか違うような気が…。
RPGにでてきそうなお城です。これも実は世界遺産!ちゃんと管理人がいて、そこそこ観光客がいましたよ。
城のなかは博物館になっています。
城からの景色です。小さな可愛い家が並んでいます。
雨が止み、幻想的だったのでもう一枚。
そしてスロバキア第二の都市「コシチェ」に!ここもまたハンガリーからポーランドの通商路上にあり、通商・工業で栄えた街です。ウクライナ西部からすぐなのに、ものすごくヨーロッパです。街も可愛いし、気持ちいい季節なのでオープンテラスがいっぱい出ています。
コシチェの国立劇場。
観光客だけでなく地元っ子も夕暮れ時を楽しんでおり、理想的な街のサイズ。
聖エリザベス大聖堂。
コシチェの軍関係の記念碑。
色々移動したのでもうお腹がペコペコです。どこで食べようか。候補は二つあったのですが、最終的にこちらのMed Malinaへ。トリップアドバイザーNo1です。
ガーリックスープ。かなり濃厚で全部飲み切ることができませんでしたが、美味しい。あと臭い。
チーズ揚げ。これも伝統料理らしいです。
これはチェコでもよく出てくるやつですね。ビールと一緒に、もちろん。
鴨ロースト!
そしてスロバキアもやっぱりビールが有名です!この日、スロバキアは34℃まであがり喉がカラカラだったので、うまい!
コシチェ、夜遅くまでワイワイって感じでした。それにしても、ウクライナ国境からちょっといくだけで、こんな「ヨーロッパ」を感じることができるとは。そしてEU加盟国の底力を魅せつけられました。EUに入るために努力したのか、EUに入ったからその恩恵を受けたのかはわかりませんが。
スロバキアはチェコに比べるとメジャーな観光地ではありませんが、のんびり旅をするには最高です。ウィーンから首都ブラチスラヴァに入り、そこからバス旅行なんてのもいいかもですね。ブラチスラヴァも是非行ってみたい。
ちなみにコシチェで一泊し、翌日バスでウクライナ側に戻ってきました。バスチケットは1,000円くらいで、所要時間二時間ちょい(あ、でも時差が一時間ありますよ)。バスチケットはネットで予約できます。一応英語ページもありますが、予約変更で電話したらスロバキア語オンリーで苦労しました。拙いロシア語でなんとか変更。
それにしてもシェンゲン=非シェンゲンの見えない壁を陸で跨ぐって不思議な感じ。そして時差もあるから、より不思議感覚。
ここが国境です。左がウクライナ、右がスロバキア。かつてはこんなところに国境はなかった。
そして、「国境を抜けると、そこは旧ソ連だった」
西ウクライナ旅行記①〜ザカルパチア州ウジュホロド〜
西ウクライナ旅行記②~ザカルパチア州ムカチェボ近郊からハンガリー国境へ~
西ウクライナ旅行記③~ザカルパチア州ハンガリー国境沿い温泉地~
西ウクライナ旅行記④〜番外編:スロバキア東部へ、天空の城ラピュタ!?〜
西ウクライナ旅行記⑤最終編〜ムカチェボからリビブへ〜
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ウジュホロドから国境を渡って、スロバキア(ウクライナ側)に入国しました!
こちらはちゃんと入国できました。
こちらも大自然。ただし、ウクライナとの明らかな違いは、道の舗装レベル。道に穴ぼこがありません!!途中、EUとスロバキアの旗が並んだ看板があり、恐らくEUの補助金でインフラ整備もされているのではないでしょうか。
途中、コウノトリをはじめて生で見ました。結構大きいですね。
とりあえず、ノリでスロバキアに入ったので、全然事前調査をしていません。その場でGoogle Mapを開き、観光地らしきものを探します。
まずは「プレショフ」という街。国内第三位の街です。が、中心街はものすごく小さい。かつては、イスタンブールからベオグラード、コシチェ、ワルシャワを経てバルト海にいたる交易路の上に位置し、栄えていたみたいですよ(地球の歩き方情報)
プレショフ大聖堂。小さな街のなかに聖堂が並んでいます。
意外だったのが、ソ連時代の「大祖国戦争」の記念碑があったこと。てっきり東欧諸国ではこうしたソ連時代のものは撤去されていると思っていたのですが、結構な数で見かけたので驚き。ソ連時代は「占領」として見られているはずなんですが、どうなんでしょう。
そしてプレショフから北に約30分、ポーランド国境の近くの街「バルデヨフ」に向かいます。ここはスロバキアに到着してから調べてわかったのですが、この街全体が世界遺産(2000年登録)。この辺りはカトリック教徒が多数のようです。そして郊外には温泉保養地があるという情報をゲットしました。
温泉にも行きましたが、残念ながら写真はありません。温泉というより老人向けの健康ランドという感じです。アジア人が相当珍しいのか、ものすごくジロジロ見られました(笑)最近スロバキアではややナショナリスティックな政党が台頭しているというので警戒しましたが、単に物珍しかったようですね。それにしても、まさかスロバキアでも温泉に入るとは。
そして湯上がりには、適当に入ったレストランのスロバキア料理。
これは山羊のチーズたっぷりのブリンゾベ―・ハルシュキ(ニョッキみたいなもちもちショートパスタ)。カロリー爆弾ですが、大変美味しかった。
お次は豚の首肉のロースト。こちらもジューシーで美味ー!!
やっぱりニジマス最高です。川魚、臭みがあると思っていましたが、そんなことありません。
そして事前(ていっても一日前)に調べていて絶対行きたかったのが、このお城。スピシュ城です。バルデヨフから約1時間、プレショフから約40分、ものすごく綺麗に整備された道路を進みます。ただこの日は局地的に大雨。ただ平地なのでどちらから晴れてくるか容易に想像がつきます。
スピシュ城は、中欧で最大級。ものすごい雄大なパノラマ。モンゴルの襲来に備えて建築がはじまったようです。18世紀末に火災で焼け落ちで、廃墟となり、現在も修復工事中(こういうケース、このあたり多いな)。でもあまりにも美しく、日本のネット上では、この城が「天空の城のラピュタ」のイメージモデルになったと言われているそうです。本当かな。←奥様注記:そう言われているスポットは一杯ありますよね…。個人的にはなんだか違うような気が…。
RPGにでてきそうなお城です。これも実は世界遺産!ちゃんと管理人がいて、そこそこ観光客がいましたよ。
城のなかは博物館になっています。
城からの景色です。小さな可愛い家が並んでいます。
雨が止み、幻想的だったのでもう一枚。
そしてスロバキア第二の都市「コシチェ」に!ここもまたハンガリーからポーランドの通商路上にあり、通商・工業で栄えた街です。ウクライナ西部からすぐなのに、ものすごくヨーロッパです。街も可愛いし、気持ちいい季節なのでオープンテラスがいっぱい出ています。
コシチェの国立劇場。
観光客だけでなく地元っ子も夕暮れ時を楽しんでおり、理想的な街のサイズ。
聖エリザベス大聖堂。
コシチェの軍関係の記念碑。
色々移動したのでもうお腹がペコペコです。どこで食べようか。候補は二つあったのですが、最終的にこちらのMed Malinaへ。トリップアドバイザーNo1です。
ガーリックスープ。かなり濃厚で全部飲み切ることができませんでしたが、美味しい。あと臭い。
チーズ揚げ。これも伝統料理らしいです。
これはチェコでもよく出てくるやつですね。ビールと一緒に、もちろん。
鴨ロースト!
そしてスロバキアもやっぱりビールが有名です!この日、スロバキアは34℃まであがり喉がカラカラだったので、うまい!
コシチェ、夜遅くまでワイワイって感じでした。それにしても、ウクライナ国境からちょっといくだけで、こんな「ヨーロッパ」を感じることができるとは。そしてEU加盟国の底力を魅せつけられました。EUに入るために努力したのか、EUに入ったからその恩恵を受けたのかはわかりませんが。
スロバキアはチェコに比べるとメジャーな観光地ではありませんが、のんびり旅をするには最高です。ウィーンから首都ブラチスラヴァに入り、そこからバス旅行なんてのもいいかもですね。ブラチスラヴァも是非行ってみたい。
ちなみにコシチェで一泊し、翌日バスでウクライナ側に戻ってきました。バスチケットは1,000円くらいで、所要時間二時間ちょい(あ、でも時差が一時間ありますよ)。バスチケットはネットで予約できます。一応英語ページもありますが、予約変更で電話したらスロバキア語オンリーで苦労しました。拙いロシア語でなんとか変更。
それにしてもシェンゲン=非シェンゲンの見えない壁を陸で跨ぐって不思議な感じ。そして時差もあるから、より不思議感覚。
ここが国境です。左がウクライナ、右がスロバキア。かつてはこんなところに国境はなかった。
そして、「国境を抜けると、そこは旧ソ連だった」
西ウクライナ旅行記①〜ザカルパチア州ウジュホロド〜
西ウクライナ旅行記②~ザカルパチア州ムカチェボ近郊からハンガリー国境へ~
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