Jamalaの凱旋コンサート! 便りがないのは良い便り~Pas de Nouvelles, Bonnes Nouvelles~ 忍者ブログ

Jamalaの凱旋コンサート!

2016年06月01日
先日の「クリミア・タタールの日」という記事で少し触れた、歌姫ジャマラ。

今年開かれた欧州最大の歌謡祭「Eurovision」の優勝者です。下馬評はそれほど高くなかったので、こちらでは驚きと喜びをもって報道されています。


優勝直後、彼女のコンサートのチケットは完売状態だったのですが、「凱旋コンサート」として追加公演が組まれたので、早速チケットを購入して行ってきました。結構ええ席とりましたよ!


会場は自宅から5分の「ウクライナ宮殿」。昭和の雰囲気漂う立派な宮殿です。

受賞した「1944」という曲以外を全く知らずに行ったのですが、ミーハーの「にわかファン」は我々だけでありませんでした。会場に入るとお客さんの年齢層が幅広いことに気付きます。あんたら絶対ファンちゃうやろ...そう思わずにはいられません。案の定、コンサート中、会場を見渡すと、口ずさんだり、リズムにのったりしている人が少ない!なかには居眠りしているおじさんたちも。「ファンゾーン」と呼ばれる最前列のスタンディング席だけがやたら盛り上がっています。


後からウクライナ人の知り合いに聞いたのですが、Jamalaは今回ウクライナ代表に選ばれるまで、そこまで有名ではなかったとか。今のウクライナの置かれている厳しい状況のなかで、2014年のロシアによるクリミア編入を念頭に、1944年のソ連によってもたらされたクリミア・タタールの悲劇(強制移住)を歌ったので、いっきに国民の愛国心を刺激したのです。そして今回の優勝。多くのウクライナ人にとってこんな嬉しいことはないのでしょう。そして「ヒロイン」となった彼女をひと目見ようと多くの人がかけつけたのかもしれません。ちなみに今年優勝したので、来年はウクライナでEurovisionが開催されます!

でも、音楽はかなりジャジーな感じ、あるいはR&Bな雰囲気の曲が多い。キエフ音楽院オペラ学科卒で、ミラノ・スカラ座にも立ったというだけあって、圧倒的な声量とソウルフルな声で歌い上げます。我々はむしろ受賞した「1944」よりも、それ以外の曲のほうがノリも良くて好きだった。

誰かがアップしてくれているコンサート映像。






で、そんな多くのミーハーが集まっていたコンサートだったので、クライマックスで受賞曲「1944」が始まったときに「のみ」、観客は総動員で立ち上がり、口ずさみ始めました!


アンコールもあり、まぁ最後は大盛り上がりでした。個人的にはかなり心地のよい音楽をいっぱい聞けたので、気分があがりましたがね。で、帰りはいきつけのクリミア・タタールレストラン「Musafir」へ。閉店間際でしたが、逆にいつもよりお客さんが少なく、すっと入れました。本当に安くて、美味しい店です。クリミアに思いを馳せながら、クリミア料理をいただく、贅沢ですね。


この後も頭ではJamalaの曲が流れ続けるので、二人でダウンロードしまくった次第。よい曲が多いだけに、優勝後、いっきに一部のロシアやそしてウクライナの政治家によって「政治化」されちゃったのは残念。日本でもこの点がやはり報道されていましたよね。でも、もしかしたらそれは本人が望んだことなのかも。まぁ優勝して、「人民芸術賞」を受賞し、知名度もあがったので売れるでしょうが、国際的には「あの政治的なメッセージを歌うJamalaね」という評判にならないか勝手に心配しています^^:














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