ジョージア旅行記:世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」 便りがないのは良い便り~Pas de Nouvelles, Bonnes Nouvelles~ 忍者ブログ

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2024年04月19日
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ジョージア旅行記:世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」

2016年01月25日
前回に続き、スタリーンの街「ゴリ」から。

ゴリという街は、グルジアとロシアの係争地となっている南オセチアからすぐのところに位置しています。ゴリの要塞から街を見渡します。ここは交通・戦略の要衝。近郊にはグルジア軍の基地もあるようです。




ですから、2008年の戦争時には、ロシアがこのゴリの街を空爆し、一時占領までしました。まず仕掛けたのはグルジアですが、それを指導したのが現在グルジアを追われ、ウクライナのオデッサ州知事になっているサーカシビリです。

ここに来る前に見た、2009年のNHKのドキュメンタリー「揺れる大国 プーチンのロシア」の第三回「グルジアの苦悩〜従属か離反か〜」では、ゴリの市民に焦点をあてて描かれていたので、何ともいたたまれない気持ちになります。



こちらの真ん中がサーカシビリ氏。キエフに来たばかりのとき、氏の講演を見に行った。英語が堪能でキエフ国立大で勉強したのでウクライナ語も達者。現在はウクライナ国籍保有。


さて話が行き過ぎました...

次はトビリシ方面に向かって、世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」を見に行きます。

まずは、スヴェティツホヴェリ大聖堂。



グルジア正教徒にとって最も神聖な場所と聞きました。
下の写真は、もともとあった木造教会の柱。グルジア(当時のイベリア王国)にキリスト教を伝えた聖女ニノの祈りによってこの柱が直立したという伝説があるという。(グルジアのキリスト教化は4世紀)


次は、先に見える丘のてっぺんにある教会へ向かいます。


それが、ジワリ修道院。







聖女ニノ



先程までいたスヴェティツホヴェリ大聖堂が見えます。



アップすると...
 

奥様は、ウクライナ、ロシア、そしてグルジアの正教の教会を見て回って、今のところグルジア正教が一番シンプルで美しいと言っています。言葉が出てこないほど圧巻の美しさでした。



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高所恐怖症 / 夢でも食べてる / おじさんの視線





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