ウクライナ観光 便りがないのは良い便り~Pas de Nouvelles, Bonnes Nouvelles~ 忍者ブログ

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2024年05月17日
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ふゆのよるのアンドリーイ

2015年11月30日
新しいお店を開拓しに久しぶりに「観光地」の近くまで出かけたら、幸運にも美しいアンドリーイに遭遇。しかもこの日は珍しく冬晴れの満月。

夏の間は、たくさんのゲストのみなさんと「観光」をいっぱいしましたが、ここのところ客足が途絶え、自身もポジティブ引きこもりになったので、久しぶりの教会の美しさに感動。


冬の澄んだ空気のおかげで、夏の雰囲気とは異なる映えた聖アンドリーイ教会が見れました。

 




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権力の館、腐敗の館②

2015年11月04日
以前このブログで、ヤヌコビッチ元大統領のご自宅に訪問した際の記事を書きました。

その後、4回ほどゲストをお連れしてきました。こちらに来て半年ですでに4回。結構多いすね。


ただこんなに訪問しているにもかかわらず、上の写真の「本館」内には入れていません。ネット・ツアーに申し込めばすぐ入れるのでしょうが、これが高い。逆にその場のツアーに申し込むと安いのですが、電話でロシア語(ウクライナ語?)で色々交渉しないといけません。ツアーのスケジュールも日によってばらばらで、どうなっているのか不明。適当です。

他の館を(勝手に?)管理している人に「金を出すから入れてくれよ」とお願いすると、「俺は担当外だし、そもそもあの館を仕切っているボスは金に興味ねぇ」といってきます。

ほんなら、そもそも入場料とるなよっ...

ここを管理している人たちは自称「地元のNGOメンバー」。なんやそれ、ようわからんのです。まぁ帰国までまだ時間はあります。それまでに「本館」に絶対入らなければ。

他方で少し「進歩」もしました。この4回で「サウナ・風呂の館」に入り、「敷地全景ツアー」には参加することができたのです。謎のステップ・バイ・ステップ方式。

まずは「サウナ・風呂の館」。
これだけで一軒家建てるなんて謎ですね。
でも金ピカじゃなく、シックな感じでセンスがいい。


サウナもあります。


こじんまりしたいい感じのトイレ。
リビングルームにはバカでかいソファと液晶テレビも備えています。



そしてツアーにも参加しました。敷地内を歩くと3時間ほどかかるらしいので、カートでゴー。
いかつい兄ちゃんがめちゃくちゃ下手くそな英語で解説してくれます。でも単語がわかるので問題ありません。

ここはゴルフ場。ヤヌコビッチ元大統領はゴルフをしないそうです。なんで作ってん。




続いて、カー・コレクション。写真の4倍ほどの車やバイクが展示されています。高そうな車ばかり..。ゲストに自慢するためだけのものでしょうか。しかも、この倉庫では入りきらなくなって、これとは別に倉庫を建設している最中、革命が起こって逃走しなければならなくなったそうです。


敷地は川沿いになっていて、気持ちの良い散歩道にもなっています。ただ最近行った時は、朝一で川からの風がめちゃ冷たかったですが。

そしてこれが専用レストラン。パーティー用なのだろうか。まぁ「本館」だけで調理・食事は間に合うはずなので、ここがどういう頻度で利用されていたのかよくわかりません。


この他にも、プーチンやベラルーシの大統領ルカシェンコ(ウクライナ人が嫌いな二人)が宿泊したゲストハウスがあったり、アホみたいにでかいワインセラーがあったり、とにかくとにかく無駄にデカい。

ということでまだ「本丸」を見学できていませんが、入れた時は写真いっぱい撮ってようと思います。これまでお連れできなかったゲストの分まで!

ちなみに、夏の終わりごろには、駆け込みで結婚記念写真をとるカップルが10組ほどいました。
腐敗の館で写真を撮ろうと思う気持ちが全く理解できません。その場所に込められている意味など考えないのでしょうか。以前奥様も投稿していましたが、ウクライナ人は写真がお好き。いかにも偽物っぽい、安物っぽい、ギリシャにあるような神殿の前や噴水の前でよく写真をとっています。ヤヌコビッチ邸にはそういうものがいっぱい。だから結婚写真の舞台に選ばれるのかな。趣味がようわからん。

さて次ご一緒できる方はどなたでしょうか。


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ウクライナ建築民族博物館

2015年11月02日
奥様、遠方への出張。寂しい日々の始まりです。

さて、「地球の歩き方」にも載っていて、すでに何回もゲストをお連れした「ウクライナ建築民族博物館」についてブログ記事を書いていないことに気づきました。

キエフ市内ではありますが中心地から離れていて、市内から車で30分ほど。
Googleに従って行くと、とんでもない道を案内されます。道幅は狭く、ガタガタ道。視界が開けたと思ったら、畑のどまんなかを走行。と思ったらいきなり昔ながらの住居が並ぶ!でもキエフ郊外なのに、「田舎」の雰囲気を楽しめます。はじめて行った時、こんなところに博物館あるのか、と不安いっぱいでしたが...同じようにGoogle mapに従って迷い込んだ客とも遭遇します。


で、到着してみると、そこは野外博物館なのです。
入場料はなんぼやったかな?まぁ安いです。200円くらい?



広大な敷地に、ウクライナの昔の住居や教会、学校の校舎、そして風車などが展示されています。


これ何百年前のもの?と思ったら、「20世紀初頭」と書かれていて、びっくりするような古い雰囲気を醸し出す住居も。


そしてのこの博物館、公園のようになっていて、春から夏にかけては「シャシリク(ロシア版BBQ)」の店が軒を連ねており、その場で買ってピクニックすることができます。もちろんビールやクバスもありますよ!



ピクニックしていると、コサックのおじさんたちがウクライナ民謡を演奏しにきます。真横で謳われると、うるさいくらい(苦笑)

かわいい民族衣裳ヴィシバンカを着たお姉さんもいます!




冬も時間短縮で営業しているみたいですが、とりあえず夏にはオススメの場所ですね。


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ウクライナ国立航空機博物館!

2015年10月11日
飛行機マニア、集まれ〜!!

って感じの場所です。

ウクライナ国立航空機博物館

旦那、マニアではありません。マニアの方は、イカロス出版の「月刊エアライン」等を読んでおり、かなりの知識をお持ちです。

ただし空港の近くで生まれ育ったからでしょうか、飛行機はやはり好きです。米国滞在時には、ワシントンDCにあるスミソニアン国立航空宇宙博物館にもいってきました。

ウクライナは、アントノフ社に代表されるように、世界でも有数の航空機生産国。

ということで、キエフにも同様の博物館があるかなと調べてみると、自宅から20分、市内にあるジュリアーニ空港横にありました。

到着すると、だだっ広い敷地内に、飛行機が野ざらし状態です。

米国ではありえません。ちゃんと建物のなかに並べられ、管理が行き届いています。

ウクライナでは強い日差しでも、雪でも、雨でも、そのまま放置されています。
この前このブログでも紹介した「戦略核ミサイル博物館」のように...

ちなみにお客さんはほとんどいません。いても敷地が広すぎてじっくり見れます。

入場料も無料同然。


マニアではないので、一つ一つが何かを忘れてまいましたが、写真だけでも(軍事オタクへの道は遠い)。

これは国連に拠出されていたんでしょうね。
 


なんでしょうか...


これは偵察機ですね。カメラが下に取り付けられます。



ミグ戦闘機群。





一部コックピットに入れる機体も。


An-71、早期警戒機。


これ確か、民間旅客機イリューシン-62の内部だったかな。
ソ連各都市空港の着陸ルートが解説されていました。
 

これなんだっけ...


70年代半ばから配備されたバックファイヤー(Ty-22)爆撃機
西側諸国を震撼させた。三台もある!


南極探査機でしょうか、ペンギンマーク。


こんなかんじでテキトーに置かれています。
全体地図はこんなかんじ!ドン!



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本物の「クラシック・カー」展

2015年10月05日
先日、キエフでお目にかかれる旧ソ連時代からのカー・コレクションを投稿しましたが、

今回は本物の「クラシック・カー」展が開催されていたので、少しだけ足を運んできました。


会場は、ソ連時代の戦闘機や民間旅客機が野ざらしに常設展示されている航空博物館。これまでキエフで参加したイベントでは考えられないほどたくさんの人が遊びに来ていました。

冬が近づきここのところ朝晩冷え込んでいますが、この週末、日中はものすごく暖かく、久しぶりに半袖でも過ごせる陽気でした。写真からもわかるように青空めちゃきれいっしょ!




戦前の車ですね。


二輪も展示されていました。


軍用車も...


お試し乗車もできます。



鹿のマークのGAZ。


ソ連時代(70年代)のパトカー。映画でみるようなかわいい色合い。


カラフルな車が勢揃い。


常設の戦闘機の間に並べられています。


後ろは、「バックファイア」と呼ばれる西側諸国を震撼させたソ連の爆撃機。。
その前に星条旗とクラシックカー。冷戦は終わったのです。


広大な敷地。横にはLCCなどが離発着する空港があります。



軍用トラックに乗りたがる人々。
戦下にありながら、こういうところがある意味、呑気だよなと思いつつ。
シュールな光景。


この子どもたちが本物の銃を持たないでもよい日が来ることを祈りつつ。



先程の戦闘機「バックファイア」の下でご飯が食べられるくらいになりますように...



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