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2025年04月21日
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カザフスタン・アルマティ旅行記③〜食い倒れ〜

2016年07月07日
まずはカザフ料理といえば、ラグマン!

ラーメンの語源ともいわれるラグマン。キエフで食べていたラグマンは八角のきいたスープのなかに少し麺が入っているもので、てっきりそれ一種類しかないのかと思っていましたが、さすが本場!かなりの種類がありました。どちらかというと、スープありのタイプよりは、焼きうどんや汁なしうどんタイプの方が一般的な様子。中国(ウイグル)の国境に近いこともあり、その地域の影響を受けたものも。同じラグマンでも味付けが全然違うので、毎日これでも飽きないかも!



ラグマン屋さんにも連れていってもらいました。メニューは2ページ丸まるラグマンで感動!

全部食べたいけど、体と日数が足りない!笑。1日4食にする?5食にする?!


プロフ特集。

なんでこんなに美味しいのか。やっぱり本場は違った。でも何が違うのか。
左上から時計回りに、「チャイハンスキー(チャイハナ風)」、「プラズニチニー(お祝い用、鶉の卵が乗っている)」、「ハンスキー(馬ソーセージ乗せ)」、「チャイハンスキー(再び)」、そしてプロフ鍋!

カズィーと呼ばれる馬肉ソーセージ、固くて食べにくいかとおもいきや、意外とあっさりしていて美味しかった。あぁまた馬食べたい。




プロフは、夫妻オススメのこのお店。「Hayat」というプロフ専門店。


サービスもものすごくよく、Instagramでいつもオイシそうな写真をアップしているとのこと。
物珍しそうにプロフ鍋を覗いたら、うずら入れるから待って!。気さくなお兄ちゃんとも写真とってくれました。こんな鍋で一気に作っているので美味しいんですね。さすが専門店。この横にはホテルもあり、アルマティにくるならここに泊まって毎食ここで食べたいくらい。

友人夫婦の店別ラグマン&プロフ評価一覧を見るのを楽しみにしています。



続いては、左上から時計回りに、揚げパンの「バウルサク」、シンプルスパイシー冷やしトマト「アチュチュク」、「シャシリクセット」、「ウットカ(鴨)・シャシリク」、これにあまーいタシケンスキーチャイ(タシケント風のお茶)があいますねんて。
 
さらにシロモノ。上段左から、カザフ料理「ナリン」(カザフ風TSUKEMEN)、朝食に出てきたまずそうな旧ソ連圏の代表的朝食であるミルク粥の「カーシャ」、おなじみ蒸し餃子「マンティ」、馬肉の乗った平打ち麺「ベシュバルマク」。馬肉たっぷりのべシュバルマクめちゃうまかった。ミルク粥はマズそうで恐る恐る口つけたら意外と香ばしくて、ほのかな甘みでいけたパターン。でも白すぎ。



友人夫妻は新たなお店やレストランを開拓するフロンティア精神の持ち主!
キエフでも色々なお店やレストランを新規開拓してくれました。

アルマティ絶対行くから、それまでに開拓しといてね。

そう言ってお別れした2016の冬。

現地に溶け込み、美味しいものをいっぱい開拓してくれ、溢れるホスピタリティでもって、紹介してくれました。現地に知り合いもいない、ただの観光客として訪れていたら、こうはいかない、面白くて美味しい店も連れて行ってくれて大満足。こういう点が合う方と旅行するのは最高に楽しいです。
(あと、予約していたホテルが突然キャンセルにあい、急遽泊めてもらう事に。宿提供も深謝。)


最後におまけ。アルマティ市内には外資チェーン店がいっぱい。
キエフにない、スタバ、カールスJr、コスタコーヒー、バーガーキング等があり、友人夫妻は終始「どや顔」。これまでマクドナルドが1件もなかったので、キエフは優勢にあったのですが、最近アルマティに進出したらしく、イーブンになってしまいました。低次元のお話(笑)。←奥様注記:イーブン?むしろ負けているのでは…?笑。


次回がカザフ旅行記最終編。


◇カザフスタン旅行記
カザフスタン・アルマティ旅行記①
カザフスタン・アルマティ旅行記②~アルマティ市内へ~
カザフスタン・アルマティ旅行記③~食い倒れ~
カザフスタン・アルマティ旅行記④~絶景編!最終編!~
◇4コマ
到着早々彼にさよならを
旅は道連れ世は情け
みんなの気持ちが一つになったとき
離れると恋しくなる?
まさかの心霊スポット




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みんなの気持ちが一つになった時

2016年07月06日
前回の続編。チャリンキャニオン訪問に仲間ができた話。


以降我々の心の中で、彼はひっそりキリストというあだ名に。勿論本物のキリストなんて
見たことないけど…。笑。
(あれです、聖☆おにいさんのイエスのもう少しきりっと、高身長にした感じです。)


キリストの写真を撮影する夫の写真をこっそり撮ったのですが、シュールすぎて笑える。

雰囲気伝わるかな??笑。(写真をクリックすると拡大版が見れます。
とぉーーーくに彼と夫がいます↑)


チャリンキャニオンを見終わった後、彼はまたヒッチハイクの旅に出かけていきました。
今頃はどこにいるのでしょうか。

彼のおかげで、我々はガラガラのチャリンキャニオンで4人の集合写真を結構撮れました。
でも、よく考えると立て替えた入場料、払ってもらってねーな。笑。


◇カザフスタン旅行記
カザフスタン・アルマティ旅行記①
カザフスタン・アルマティ旅行記②~アルマティ市内へ~
カザフスタン・アルマティ旅行記③~食い倒れ~
カザフスタン・アルマティ旅行記④~絶景編!最終編!~
◇4コマ
到着早々彼にさよならを
旅は道連れ世は情け
みんなの気持ちが一つになったとき
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旅は道連れ世は情け

2016年07月05日


Mちゃんが「ネギ売りがいるから!」って何度も言うので、楽しみにして
いたんですけど、ウクライナのグランドキャニオンことチャリンキャニオン
向かう途中で発見したのは、ネギもカネも持ってない謎の青年。旅のお供が一人増えた笑。

1本じゃおさまりきらなかったので、謎の青年4コマは次回に続きます。


そして滞在中、最後までネギ売りには会えなかった…笑。



◇カザフスタン旅行記
カザフスタン・アルマティ旅行記①
カザフスタン・アルマティ旅行記②~アルマティ市内へ~
カザフスタン・アルマティ旅行記③~食い倒れ~
カザフスタン・アルマティ旅行記④~絶景編!最終編!~
◇4コマ
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カザフスタン・アルマティ旅行記②〜アルマティ市内へ〜

2016年07月04日
またまたバタついていて更新が滞ってしまいました。
いま日本に一時帰国中。最もキエフが気持ちよくなる季節に戻ってくる辛さ...
こちらでもバタついておりますので、更新が遅れてもご辛抱いただければ幸いですぅ。

さて、前回書いた温泉地で一泊して、朝風呂を浴びてアルマティ市内にもどります。

またまた大草原、でも市内への道は意外に舗装されていてガタガタ道ではないのです。これウクライナに住んでいると新鮮。


途中小さな街が近づくにつれて、道の両サイドには物売りや小さな商店、レストランがあらわれます。そして馬や牛を積んだトラックも(笑)。ドナドナドーナー♪




キエフに比べると、道端で売られている果物はそこまでおいしくはなさそう。
カザフスタンの農作物はなにがおいしいのでしょうか。






そしてお腹がすいてきたところで偶然発見したシャシリク屋さん。




店内を覗くと地元客も数人おり、大丈夫でしょということで入ってみます。こちらのシャシリク屋の前には、こうした簡易の屋台が設置されていて、ここで焼き上げたものを店内に運ぶスタイルのようです。店が並んでいると良い匂いが道に充満して、ついおいしい匂いに誘われてしまいます。




こちらに関してはキエフで食べるシャシリクより美味しい気がする!カザフ人は本当肉好きのようです。そしてカザフの肉は美味いぞ!カザフには、「カザフ人は狼の次に肉好き」という慣用句(?)があるそうです。納得の肉好き。



そして今回の大発見は、鴨(ウトカ)のシャシリクがめちゃくちゃ美味しいこと。我ら夫婦はもちろん、旧ソ連圏での在住歴が長い友人夫妻も初挑戦とのこと。めちゃくちゃジューシーで美味しかった。なんだか焼き鳥を食べてるみたいな感じ。鴨やから焼き鳥なんですけどね^^:。



そして同店で、悪名高き(友人夫妻いわく○○の味)馬乳酒「クミス」に挑戦。「ミルク&微炭酸」という感じ。(奥様注記:そんな優しいもんではないです。スモーク&発酵した牛乳、ちょい生臭&すっぱいって感じでしょうか。)四人でちょっとずつ飲むも、これ以上↓減ることはありませんでした。噂通り。



でもカザフ人は大好きで、スーパーではペットボトルに入って色々な種類が売られていました。



そして店を離れて車を走らせると、もう1つカザフ名物の「サムサ」のお店を発見。釜でしっかり焼いていて香ばしい匂いがします。一人一つ頼んで、おにいちゃんも決め顔。

しか〜し、ここで事件が。妻が数口かじったあと、納豆みたいな味するんだね、と謎の発言をします。

他一同:いや、それ腐ってんちゃう!?

朝作ってかなり暑い中上手く保温状態からハズレた1つがそれだったのでしょう。
ロシアン・ルーレットでブレット(bullet)を引いたちゃったね。思いっきり糸引いてました。




市内に戻ってきました。雨が降ってきました。そんななか長時間ひとりで運転しきってくれた友人に感謝。そしてリクエストしていた日本人墓地へ。

そう、戦後抑留された日本人のなかにはカザフスタンにまで連れてこられて、この地で働かされ、この地で亡くなった方がいます。全国各地に数か所「日本人埋葬地」というのはあるらしいのですが、アルマティ市内にも1件。いま遺骨等は日本に戻ってきているようですが、記念碑がたっており、墓もあります。草がボウボウに茂っていましたが、毎年アルマティに住む日本人がお盆の時期に草むしりや清掃をするようです。みなさま安らかにお眠り下さい。



その後、市内中心部の公園。パンフィロフ公園。第二次世界大戦(大祖国戦争)記念公園ですね。
パンフィロフ将軍率いる28人がナチス・ドイツを蹴散らしたことを記念しているみたいです。




この公園内にある軍事博物館。建物はなかなかゴージャスだが、内容はそれほど充実していなかった。もちろんカザフスタンの大祖国戦争やアフガン戦争での貢献を強調するものでしたが、時系列がめちゃめちゃで、もちろん英語解説はありません。そもそも入場者が来てはじめて鍵を開けてくれるパターンの小さな博物館です。

上段・右は若き頃の大統領ナザルバエフ。下段・真ん中の写真は、ブレスト要塞で非業の死を遂げた兵士の遺書。「私は死ぬがここは渡さない。さらば祖国よ」。


公園のゆうべ。市民が集う。


イスラム教徒が多いカザフスタンですが、正教会のゼンコフ教会。
カラフル、カラフル。残念ながら閉館時間を過ぎており、中を覗くことはできませんでした。


さぁ飯くうぞ!


◇カザフスタン旅行記
カザフスタン・アルマティ旅行記①
カザフスタン・アルマティ旅行記②~アルマティ市内へ~
カザフスタン・アルマティ旅行記③~食い倒れ~
カザフスタン・アルマティ旅行記④~絶景編!最終編!~
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カザフスタン・アルマティ旅行記①

2016年06月27日
キエフで苦楽を共にした友人夫妻を訪ね、カザフスタンのアルマティへ。

アルマティは、広大な面積を有するカザフスタンの南東部に位置し、「南の首都」とも呼ばれる都市。ちなみに首都はアスタナ。でもアルマティは98年まで首都だったこともあり、経済、文化、教育中心の都市で、ビジネス関係でこちらに住んでいる日本人も多いようです。

さて、キエフ夜7時過ぎに出発し、5時間半かけてアスタナへ。

久しぶりの長距離便で、しかも悪名高きウクライナ航空ですから疲れました。しかも「定番!?」の到着間際の腹痛。飛行機のなかでトイレ我慢するとなるんですよね。いきなりお腹を壊しましたが、早朝4時過ぎに到着したにも関わらず、空港まで迎えに来てくれたA夫妻の顔をみると復活!2月以来の再会です。

キエフでのお別れの際に「ぜったいカザフに行くからね!」と約束しましたが、ほんまに来たで!うちの夫婦は行くといったら、ほんまに行くのです笑

さて、空港を出て、アルマティをスキップし、向かうはアルマティよりもさらに東、中国方面です。
早朝ですので車は少ないですが、牛や馬の行列が!ここで妻に事件は起こったのです笑。




そして悪徳交通警官の目をかいくぐって、ひたすら道を進むと、眼前には中央アジアのイメージ通りのステップ草原が広がります。



ものすごく毛並みが綺麗な親子の馬と出くわしました。
 


途中、ポーランドのポズナンからヒッチハイク旅行をしている、ロン毛の青年カレルを車にのせ、5人の珍道中に(笑)ポズナンでは毎年美しいお祭りがやっていると聞いていたので、旅の情報を彼から色々聞いてメモメモ。そして一同が目指すは、カザフスタンのグレート・キャニオン、「チャリン・キャニオン」!


通常この季節は40℃近くまで気温があがり、観光に適さないらしいのですが、雨女がいたおかげで前日まで道やメトロが冠水するほどの大雨で、涼しめに。


現地到着後、少し雨が降っていて青空が見えず残念がっていましたが、晴れ男の意地をみせ、途中から晴れ間が見えてきました。美しい!ですが、雨上がりでじめじめ。これ40℃で来たら熱中症になっていたかもしれません(飲み物も売っていないですし..お越しになるなら対策を)。


それにしても、自然が生み出すアート。ものすごい立体感で、上から落ちてきそうな感覚です。


3D感が半端ない。雨を恐れてか、早朝だからか観光客がほぼおらず、絶景を写真におさめることができました。


この日は30数か国のVIPが来るそうで、式典の準備がなされていました。なんの会議やねん。



そしてチャリン・キャニオンから異なる方面に向かうMr.カレルをおろし、さらに中国国境方面に向けて車を走らせます。チュンジャという街を通過し、途中偶然発見した田舎のレストランで、本場のラグマンをいただきました。ラグマンはラーメンの語源とも。でもキエフで食べているラグマンとは違ってスープのなかに麺があるタイプではなく、焼きうどんや焼きそばのようなものがでてきました。なんでもいろいろな種類が多いそうです!

ちなみにこちらは「グイルー・ラグマン」。具が大きいことを「グイルー」というみたいです。


ツォミャン(炒め)・ラグマン。中華料理の雰囲気です。



おなかが膨らんだところで、あとひと踏ん張り。

温泉地が見えてきました。といっても、日本の温泉地のように山間に旅館が密集しているような景色ではなく、広大な大地のなかにドデカイ敷地を有するホテルがぽつぽつ並んでいる感じ。

今回予約してもらった温泉コンプレックスがこちら!
Деревушка」という名で、後で調べると「ハムレット」という意味だそうです。



中に入ると長期滞在していると思われる家族がすでに温泉につかっています。全室埋まり、人気具合が伺えます。

下の写真、プールのようですが、暖かいもの、温めのもの、そして屋内に39℃ほどのものと三種類の温泉がありました。気持ちいい!朝早かったこともあり、途中昼寝や読書もしながら、ゆっくりとした時間を過ごします。ゆらり〜。


夕飯はこちら。ベシュバルマク。馬の肉です。さっき見てきた馬でないことを祈ります。
馬肉これまであまり食べる機会がなかったのですが、めちゃくちゃあさっりしてて美味しい。
見た目は硬そうですが、そんなことない。


21時頃から暗くなってきますが、そんなの関係なし。ライトがつけられナイター温泉!24時間、いつでも入り放題だそうです。子供たちは遊び疲れて、夜になると部屋に撤退していきました。



キエフでは、なかなか肩までつかってゆっくり足を伸ばしてお風呂とは行かなかったので、本当リラックスできました〜。

という訳で続く旅行記↓

◇カザフスタン旅行記
カザフスタン・アルマティ旅行記①(このページ)
カザフスタン・アルマティ旅行記②~アルマティ市内へ~
カザフスタン・アルマティ旅行記③~食い倒れ~
カザフスタン・アルマティ旅行記④~絶景編!最終編!~
◇4コマ
到着早々彼にさよならを
旅は道連れ世は情け
みんなの気持ちが一つになったとき
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