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2025年05月08日
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ジョージア旅行記:洞窟都市(ウプリスツィ)とスターリン博物館(ゴリ)
2016年01月23日
トビリシから一日で回れるツアーに参加しました。
キエフと違って、街なかで簡単に「ツアー会社」が見つかります。プラハもそうだったので「グルジア、観光客迎える態勢整っているやん!」と思った次第。
グルジアはコーカサスの小さな国ですが、歴史・文明的に古い街やビーチやスキーなど季節のレジャーを楽しめる地域を有しています。
今回は「ゴリと世界遺産」を巡るツアーに参加しました。朝10時集合、夕方6時解散。英語のガイドもついて一人2000円程です(安!)。ツアー参加者は、英語ペラペラのロシア人家族とインド人カップル、そして単独のロシア人女性です。
まずは、トビリシから最も遠い「ウプリスツィ(Uplistsikhe)」へ。
遠いと言っても1時間半です!
ここは古代の洞窟都市。王や王妃の部屋、劇場、監獄、ワインセラーなどの跡地や教会があります。紀元前から存在しますが、9-11世紀に最も栄えたそうで、その後13世紀にモンゴルによって破壊され、この都市機能の重要性は下がっていったとか。遺跡の多くは1920年の地震で被害を受け たみたいだけど、それにしてもよく残っている。岩を削ってできたかつ てのイベリア王国の中心地です。
愛らしい犬がガイドしてくれます(本当にガイドのようについてきてくれます笑)
この岩を乗り越えて頂上までやってきました。そこにはグルジアの大地が!
いかにここが急かがわかる写真。でも息を呑む美しさ。
こんなところに教会が!「神聖な道」を通って、当時の人々はここに通っていたのかね。
続いては、グルジア第二の都市ゴリ市内へ。
ゴリは言わずと知れた、ヨシフ・スターリンの生まれ故郷。スターリンという名は「鉄鋼の人」を意味し、本名はジュガシヴィリ。小さい時は「ソソ」と呼ばれていました。
夫婦でスターリンの伝記である横手慎二『スターリン:非道の独裁者の実像』を読んでいったので、博物館では想像が膨らみます。
ツアーのなかでは私達のみ博物館に参加していて、他の客からは怪しいと思われたことでしょう...でもゴリといえば!ですからね。皆さんが昼食をとっている間、前のめりでみてきました。
市内に入ると、いきなりスターリンの顔が!ここは博物館前のスーパー兼お土産屋さん。
ソソが生まれ育った家
レーニン像はよくみかけますが、スターリン像は珍しい。
最近までゴリには別にスターリン像があったそうですが、いつのまにか撤去されたらしい。
幼少期から振り返る。説明は淡々と事実関係のみ。評価は下されていない。
この町の人にとってスターリンの評価は難しいでしょう。ある意味「偉大な」人物を輩出しながらも、ソ連に「占領された」という史観のようですから。さらに現代的には、昨今スターリンの再評価がなされるロシアとは仲違いをし、親欧米の方向ですから。
でもスターリンの若きし頃はイケメンです。今でも通じるイケメンぶり。
濃い顔好きの奥様もびっくりしていました。
良ければT−シャツのお土産いかがですか?って着用できないよね(少なくともウクライナでは)。
クレムリンでの最初の執務室
スターリンのデスマスク
スターリン専用列車。これで国際会議に向かっていた!
上のT-シャツといい、置物やワインボトルといい、これ訪問先のお宅に置かれてたらちょっとゾッとしますよね。でも、チェ・ゲバラはファッションになっているのは不思議だなぁ〜。
ということで、長くなったので、「世界遺産」については次回!
◇ジョージア(グルジア)旅行記
ジョージア旅行記:トビリシへ
ジョージア旅行記:洞窟都市(ウプリスツィ)とスターリン博物館(ゴリ)
ジョージア旅行記:世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」
ジョージア旅行記:至聖三者大聖堂で驚きの遭遇
おまけ:Yan Airってどこですねん!?
◇ジョージア4コマ
高所恐怖症 / 夢でも食べてる / おじさんの視線
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キエフと違って、街なかで簡単に「ツアー会社」が見つかります。プラハもそうだったので「グルジア、観光客迎える態勢整っているやん!」と思った次第。
グルジアはコーカサスの小さな国ですが、歴史・文明的に古い街やビーチやスキーなど季節のレジャーを楽しめる地域を有しています。
今回は「ゴリと世界遺産」を巡るツアーに参加しました。朝10時集合、夕方6時解散。英語のガイドもついて一人2000円程です(安!)。ツアー参加者は、英語ペラペラのロシア人家族とインド人カップル、そして単独のロシア人女性です。
まずは、トビリシから最も遠い「ウプリスツィ(Uplistsikhe)」へ。
遠いと言っても1時間半です!
ここは古代の洞窟都市。王や王妃の部屋、劇場、監獄、ワインセラーなどの跡地や教会があります。紀元前から存在しますが、9-11世紀に最も栄えたそうで、その後13世紀にモンゴルによって破壊され、この都市機能の重要性は下がっていったとか。遺跡の多くは1920年の地震で被害を受け
愛らしい犬がガイドしてくれます(本当にガイドのようについてきてくれます笑)
この岩を乗り越えて頂上までやってきました。そこにはグルジアの大地が!
いかにここが急かがわかる写真。でも息を呑む美しさ。
こんなところに教会が!「神聖な道」を通って、当時の人々はここに通っていたのかね。
続いては、グルジア第二の都市ゴリ市内へ。
ゴリは言わずと知れた、ヨシフ・スターリンの生まれ故郷。スターリンという名は「鉄鋼の人」を意味し、本名はジュガシヴィリ。小さい時は「ソソ」と呼ばれていました。
夫婦でスターリンの伝記である横手慎二『スターリン:非道の独裁者の実像』を読んでいったので、博物館では想像が膨らみます。
ツアーのなかでは私達のみ博物館に参加していて、他の客からは怪しいと思われたことでしょう...でもゴリといえば!ですからね。皆さんが昼食をとっている間、前のめりでみてきました。
市内に入ると、いきなりスターリンの顔が!ここは博物館前のスーパー兼お土産屋さん。
ソソが生まれ育った家
レーニン像はよくみかけますが、スターリン像は珍しい。
最近までゴリには別にスターリン像があったそうですが、いつのまにか撤去されたらしい。
幼少期から振り返る。説明は淡々と事実関係のみ。評価は下されていない。
この町の人にとってスターリンの評価は難しいでしょう。ある意味「偉大な」人物を輩出しながらも、ソ連に「占領された」という史観のようですから。さらに現代的には、昨今スターリンの再評価がなされるロシアとは仲違いをし、親欧米の方向ですから。
でもスターリンの若きし頃はイケメンです。今でも通じるイケメンぶり。
濃い顔好きの奥様もびっくりしていました。
良ければT−シャツのお土産いかがですか?って着用できないよね(少なくともウクライナでは)。
クレムリンでの最初の執務室
スターリンのデスマスク
スターリン専用列車。これで国際会議に向かっていた!
上のT-シャツといい、置物やワインボトルといい、これ訪問先のお宅に置かれてたらちょっとゾッとしますよね。でも、チェ・ゲバラはファッションになっているのは不思議だなぁ〜。
ということで、長くなったので、「世界遺産」については次回!
◇ジョージア(グルジア)旅行記
ジョージア旅行記:トビリシへ
ジョージア旅行記:洞窟都市(ウプリスツィ)とスターリン博物館(ゴリ)
ジョージア旅行記:世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」
ジョージア旅行記:至聖三者大聖堂で驚きの遭遇
おまけ:Yan Airってどこですねん!?
◇ジョージア4コマ
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ジョージア旅行記:トビリシへ
2016年01月21日
急遽ジョージア(旧名:グルジア)にいってきました。
「グルジア」はロシア語の呼称。グルジアはかつてソ連の一部を構成した国でした。しかし、2008年夏にロシアとの間で戦争になり、反ロ感情が高まってからは、各国に英語での「ジョージア」呼称を採用するよう要請していました。日本政府は昨秋に「ジョージア」という名前を正式に採用しましたね。でも実はグルジア語の国名は「サカルトヴェロ」。全然ちゃいますね。
それはさておき、キエフに住んでいると、とにかくグルジアへの距離が近く感じられます。グルジア・レストランも結構あり、よく通っています。グルジア料理にグルジア・ワイン、本場の味が食いたい!
またグルジアはウクライナと同じく、「カラー革命」を経験し、現在EUやNATOへの加盟を求めています。そういう意味でも、ソ連崩壊後に歩んできた道のりには共通点もみられます。
ということで、まずは首都トビリシへ。
到着してびっくり!
なんとパスポート・コントロールで、外国人観光客にはワインが配られます!こんな国、はじめてです。"Tbilisi: The City that loves you"というのが街のキャッチコピーのようですが、こっちがいきなり好きになっちゃいます。
ふたつ目の写真。"Welcome to Georgia! EU Associated State"と書かれています。EU加盟国でも、"Welcome to EU Memberstate"というのを見たことがないのに、Associated Stateのレベルでここまで掲げるとは。EUへの強烈な憧れが垣間見れます。
そして市内に行くまでには「ジョージ・W・ブッシュ通り」!パパのほうではなく、子ブッシュのほうです。世界的に不人気なブッシュを既に通りの名前に掲げているなんて、世界中さがしてもここだけでは!?これはグルジア・ロシア戦争やNATO加盟をブッシュがサポートしたからでしょう。
市内に入るまでにこの国の方向性が見えてきました。
さて、滞在したのは旧市街。ほんとうに古い街が残っています。かわいいパン屋さんも。
歩いていると野良猫、野良犬がひょいとあらわれます。
そしてグルジア人の友達から教えてもらった国立博物館!このなかには色々なテーマの博物館が入っています。そのうちの一つが「ソ連占領博物館」。グルジアでもやはり「占領」という言い方するんですね。以前、ラトビアのリガでも「ソ連占領博物館」に行きましたが、展示方法などこちらのほうが良かった。
博物館をじーっくり見たら足が疲れてしまいました。
トビリシには、実は温泉があります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々は久しく湯船に入っていません。ずっとシャワーです。肩までつかっていません。
公共のお風呂で入湯料150円ほど。我々は個室を貸切って一時間2000円。
そこにグルジアン垢すりとマッサージを付けました。20年ここで働いているおっちゃんのパワフルな垢すり。恥ずかしいところの周りも容赦なくゴシゴシされます。それを横でケラケラ笑いながら見ている奥様。でも、しっかりお肌も綺麗に生まれ変わったのではないでしょうか。
温泉の近くには、おしゃれなバー、クラブ、レストランが並んでいます。キエフより断然イケている店が沢山あります。旧市街地という「古さ」を上手く利用していますね。
レストランエリアの横には、グルジア正教会の総本山「シオニ教会」
上をむくと「グルジア母像(Kartlis Deda)」。キエフの母像より一回り小さいです。右手には剣を、左手にはワイン・カップを、それぞれ外国からの「敵」と「友」に向けられています。よし、あそこまでいこう!
母像が建っているのが、ナリカラ峠。
そこまではロープウェイで登ります。
なかなか緊張します。私のビビり様は、奥様の漫画で御覧ください。
峠からの景色。カラフルな夜景で、なかなか美しいですよ。
まさかトビリシで夜景を見るとは思いませんでしたが...
さぁあ、腹が減ってきました。ロマンティックムードはそこそこに、レストランに向かいます。
どうだ、これがグルジア料理です!夢にまで出てきたヒンカリの正体はこれ(写真右上)です。写真左上は、ハチャプリ。グルジアのモッツァレラチーズと呼ばれるスルグニチーズを生地に練り込んだピザのようなパン!
これでもかというほど、食べてやりました!
次回は「ジョージア旅行記:ゴリ・世界遺産編」です。
◇ジョージア(グルジア)旅行記
ジョージア旅行記:トビリシへ
ジョージア旅行記:洞窟都市(ウプリスツィ)とスターリン博物館(ゴリ)
ジョージア旅行記:世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」
ジョージア旅行記:至聖三者大聖堂で驚きの遭遇
おまけ:Yan Airってどこですねん!?
◇ジョージア4コマ
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「グルジア」はロシア語の呼称。グルジアはかつてソ連の一部を構成した国でした。しかし、2008年夏にロシアとの間で戦争になり、反ロ感情が高まってからは、各国に英語での「ジョージア」呼称を採用するよう要請していました。日本政府は昨秋に「ジョージア」という名前を正式に採用しましたね。でも実はグルジア語の国名は「サカルトヴェロ」。全然ちゃいますね。
それはさておき、キエフに住んでいると、とにかくグルジアへの距離が近く感じられます。グルジア・レストランも結構あり、よく通っています。グルジア料理にグルジア・ワイン、本場の味が食いたい!
またグルジアはウクライナと同じく、「カラー革命」を経験し、現在EUやNATOへの加盟を求めています。そういう意味でも、ソ連崩壊後に歩んできた道のりには共通点もみられます。
ということで、まずは首都トビリシへ。
到着してびっくり!
なんとパスポート・コントロールで、外国人観光客にはワインが配られます!こんな国、はじめてです。"Tbilisi: The City that loves you"というのが街のキャッチコピーのようですが、こっちがいきなり好きになっちゃいます。
ふたつ目の写真。"Welcome to Georgia! EU Associated State"と書かれています。EU加盟国でも、"Welcome to EU Memberstate"というのを見たことがないのに、Associated Stateのレベルでここまで掲げるとは。EUへの強烈な憧れが垣間見れます。
そして市内に行くまでには「ジョージ・W・ブッシュ通り」!パパのほうではなく、子ブッシュのほうです。世界的に不人気なブッシュを既に通りの名前に掲げているなんて、世界中さがしてもここだけでは!?これはグルジア・ロシア戦争やNATO加盟をブッシュがサポートしたからでしょう。
市内に入るまでにこの国の方向性が見えてきました。
さて、滞在したのは旧市街。ほんとうに古い街が残っています。かわいいパン屋さんも。
歩いていると野良猫、野良犬がひょいとあらわれます。
そしてグルジア人の友達から教えてもらった国立博物館!このなかには色々なテーマの博物館が入っています。そのうちの一つが「ソ連占領博物館」。グルジアでもやはり「占領」という言い方するんですね。以前、ラトビアのリガでも「ソ連占領博物館」に行きましたが、展示方法などこちらのほうが良かった。
博物館をじーっくり見たら足が疲れてしまいました。
トビリシには、実は温泉があります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々は久しく湯船に入っていません。ずっとシャワーです。肩までつかっていません。
公共のお風呂で入湯料150円ほど。我々は個室を貸切って一時間2000円。
そこにグルジアン垢すりとマッサージを付けました。20年ここで働いているおっちゃんのパワフルな垢すり。恥ずかしいところの周りも容赦なくゴシゴシされます。それを横でケラケラ笑いながら見ている奥様。でも、しっかりお肌も綺麗に生まれ変わったのではないでしょうか。
温泉の近くには、おしゃれなバー、クラブ、レストランが並んでいます。キエフより断然イケている店が沢山あります。旧市街地という「古さ」を上手く利用していますね。
レストランエリアの横には、グルジア正教会の総本山「シオニ教会」
上をむくと「グルジア母像(Kartlis Deda)」。キエフの母像より一回り小さいです。右手には剣を、左手にはワイン・カップを、それぞれ外国からの「敵」と「友」に向けられています。よし、あそこまでいこう!
母像が建っているのが、ナリカラ峠。
そこまではロープウェイで登ります。
なかなか緊張します。私のビビり様は、奥様の漫画で御覧ください。
峠からの景色。カラフルな夜景で、なかなか美しいですよ。
まさかトビリシで夜景を見るとは思いませんでしたが...
さぁあ、腹が減ってきました。ロマンティックムードはそこそこに、レストランに向かいます。
どうだ、これがグルジア料理です!夢にまで出てきたヒンカリの正体はこれ(写真右上)です。写真左上は、ハチャプリ。グルジアのモッツァレラチーズと呼ばれるスルグニチーズを生地に練り込んだピザのようなパン!
これでもかというほど、食べてやりました!
次回は「ジョージア旅行記:ゴリ・世界遺産編」です。
◇ジョージア(グルジア)旅行記
ジョージア旅行記:トビリシへ
ジョージア旅行記:洞窟都市(ウプリスツィ)とスターリン博物館(ゴリ)
ジョージア旅行記:世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」
ジョージア旅行記:至聖三者大聖堂で驚きの遭遇
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YanAirってどこですねん!?
2016年01月15日
1月7日は、正教世界ではクリスマス。休日です。
1月4日にイタリアから戻ってきましたが、急遽、1月6日の夕方に大急ぎでチケットを購入。
次の行き先は「グルジア(ジョージア)」!
奥様の予告どおり、今日からグルジア編です。
グルジア到着するまでに色々と記録すべきことがあったので、今日はまずそれについて。
今回はじめてキエフ市内にある「キエフ国際空港」からの出発便でした(普段は郊外のボリスピリ国際空港)。市内に位置するので、中心部から20分程度で大変便利ですが、発着の航空会社はLCCだったりマイナーな航空会社だったりします。
なんか古めかしいですよね。Wikiによると戦前からあるみたいです。ちなみにこの空港の横には、以前紹介した国立航空機博物館!離発着時にソ連時代の戦闘機や旅客機が見ることができる!のはなんとも...
1-2時間に1本しか出ていないので、空港は比較的空いていてスムーズ。
そして今回乗ることになったのは「Yan Air(ヤン・エアー)」
どこやねん、その航空会社!?
検索サイト「Opodo」で「キエフ=グルジア」を調べると一番安い航空会社として出てきました。
この航空会社、聞いたことがない......でも次の日までに時間がない...。
YanAir.......Googleで調べました。
まず、Wikipedia日本語版にはのっていません。
そこで、英語版でみてみると...
・ウクライナのローカル航空会社ということは理解。
・2012年に出来た比較的新しい会社だということも理解。
・グルジアのトビリシ、バトゥミ、アルメニアのイェレヴァン等に飛んでいて、限られた機材で飛ばしていることも理解。
でも、口コミがほとんどない。
日本語では皆無。英語でもほぼなし。ロシア語/ウクライナ語オンリー。
ホームページをみてびっくり。
ロシア語オンリー。
しかもHPは昔ながらの感じでちょっとパソコンができる中高生が作ったくらいのレベル。
信用できへん!!
こちらに長年住み、出張などで周辺国の様々な所に行かれている諸先輩方に聞いても知らないと...
しかも、2012年に設立したばかりなのに、14~15年冬期は需要と供給が合わず運行を取りやめていたって...
まったくもって信用できへん!
どうする?
どないしょう。
いくか?
でも、ホームページしょぼない?
やめとこか?
でも事故歴ないで?
機体自体は中古で80年代の世代のやつやで?
一応ボーイングやから安心できるかも!?
どうしよか...
よしいくか。。。
腹くくるか。。。
ということで、腹をくくってチケット購入。
飛行機事故は「運」次第のところはありますが、それでも機体が古いとか、各国当局で乗り入れが禁止されている会社は避けたいですよね..。でも、そのリストにさえYan Airは載っていないのです。
しかも最近、黒海周辺は物騒。かつてロシアと戦争したグルジアに行く現在ロシアと揉めているウクライナのローカル飛行機。な〜んかやばいですよね。
当日飛行機に俺らしか乗客いなかったらどうしよう...そんな不安を抱えて空港に向かいました。
乗客はそこそこいる!
「この人たちが運命をともにする人たちだね」奥様が物騒なことをつぶやきます...
機体はやはり古めで、明らかに中古機ですね。
さぁーて、飛んでしまえばもう元には戻れない...
と思ったら機内サービスが。
おぉ!!心がどよめく我々二人。
朝の便でしたが、
まずドリンクが水以外のジュースも選べる!!!!!!!!!!!!!
次に食事のサービス!!!!!しかも選択できる!!!!!!
いや、しょぼいですよ!
ベーコンなんて、「これ棄てるところでしょ」というかんじですよ。
せやけど、めちゃ感動!
帰り日の便は昼便でしたので、しっかりめの昼食が出ます。
味はイマイチ、でも感動。
っていうのも、我々(だけでなくウクライナ在住者)がよく利用するナショナル・フラッグ「ウクライナ国際航空(UIA)」は長距離便でなければ、水しかでません。食事なんてもってのほか。3時間くらいガマンしなさいということです。
それがYanAirでは、降りる直前に飴ちゃんまで配ってくれます。
のど、乾燥するもんね!
びびっていましたが、なんとかトビリシに到着しました。
結論:やはり機体は不安なので、できれば乗りたくないが、サービスは明らかウクライナ国際航空より良かった。また値段も大変魅力的。今度はグルジアのバトゥミに行ってみたい。うん?また乗ることになるのでしょうか...
ということで、YanAirに乗りたい方は以下のホームページからアクセスできますよ!
http://yanair.ua/index.html
ジョージア旅行記の続きを読む
◇ジョージア(グルジア)旅行記
ジョージア旅行記:トビリシへ
ジョージア旅行記:洞窟都市(ウプリスツィ)とスターリン博物館(ゴリ)
ジョージア旅行記:世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」
ジョージア旅行記:至聖三者大聖堂で驚きの遭遇
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1月4日にイタリアから戻ってきましたが、急遽、1月6日の夕方に大急ぎでチケットを購入。
次の行き先は「グルジア(ジョージア)」!
奥様の予告どおり、今日からグルジア編です。
グルジア到着するまでに色々と記録すべきことがあったので、今日はまずそれについて。
今回はじめてキエフ市内にある「キエフ国際空港」からの出発便でした(普段は郊外のボリスピリ国際空港)。市内に位置するので、中心部から20分程度で大変便利ですが、発着の航空会社はLCCだったりマイナーな航空会社だったりします。
なんか古めかしいですよね。Wikiによると戦前からあるみたいです。ちなみにこの空港の横には、以前紹介した国立航空機博物館!離発着時にソ連時代の戦闘機や旅客機が見ることができる!のはなんとも...
1-2時間に1本しか出ていないので、空港は比較的空いていてスムーズ。
そして今回乗ることになったのは「Yan Air(ヤン・エアー)」
どこやねん、その航空会社!?
検索サイト「Opodo」で「キエフ=グルジア」を調べると一番安い航空会社として出てきました。
この航空会社、聞いたことがない......でも次の日までに時間がない...。
YanAir.......Googleで調べました。
まず、Wikipedia日本語版にはのっていません。
そこで、英語版でみてみると...
・ウクライナのローカル航空会社ということは理解。
・2012年に出来た比較的新しい会社だということも理解。
・グルジアのトビリシ、バトゥミ、アルメニアのイェレヴァン等に飛んでいて、限られた機材で飛ばしていることも理解。
でも、口コミがほとんどない。
日本語では皆無。英語でもほぼなし。ロシア語/ウクライナ語オンリー。
ホームページをみてびっくり。
ロシア語オンリー。
しかもHPは昔ながらの感じでちょっとパソコンができる中高生が作ったくらいのレベル。
信用できへん!!
こちらに長年住み、出張などで周辺国の様々な所に行かれている諸先輩方に聞いても知らないと...
しかも、2012年に設立したばかりなのに、14~15年冬期は需要と供給が合わず運行を取りやめていたって...
まったくもって信用できへん!
どうする?
どないしょう。
いくか?
でも、ホームページしょぼない?
やめとこか?
でも事故歴ないで?
機体自体は中古で80年代の世代のやつやで?
一応ボーイングやから安心できるかも!?
どうしよか...
よしいくか。。。
腹くくるか。。。
ということで、腹をくくってチケット購入。
飛行機事故は「運」次第のところはありますが、それでも機体が古いとか、各国当局で乗り入れが禁止されている会社は避けたいですよね..。でも、そのリストにさえYan Airは載っていないのです。
しかも最近、黒海周辺は物騒。かつてロシアと戦争したグルジアに行く現在ロシアと揉めているウクライナのローカル飛行機。な〜んかやばいですよね。
当日飛行機に俺らしか乗客いなかったらどうしよう...そんな不安を抱えて空港に向かいました。
乗客はそこそこいる!
「この人たちが運命をともにする人たちだね」奥様が物騒なことをつぶやきます...
機体はやはり古めで、明らかに中古機ですね。
さぁーて、飛んでしまえばもう元には戻れない...
と思ったら機内サービスが。
おぉ!!心がどよめく我々二人。
朝の便でしたが、
まずドリンクが水以外のジュースも選べる!!!!!!!!!!!!!
次に食事のサービス!!!!!しかも選択できる!!!!!!
いや、しょぼいですよ!
ベーコンなんて、「これ棄てるところでしょ」というかんじですよ。
せやけど、めちゃ感動!
帰り日の便は昼便でしたので、しっかりめの昼食が出ます。
味はイマイチ、でも感動。
っていうのも、我々(だけでなくウクライナ在住者)がよく利用するナショナル・フラッグ「ウクライナ国際航空(UIA)」は長距離便でなければ、水しかでません。食事なんてもってのほか。3時間くらいガマンしなさいということです。
それがYanAirでは、降りる直前に飴ちゃんまで配ってくれます。
のど、乾燥するもんね!
びびっていましたが、なんとかトビリシに到着しました。
結論:やはり機体は不安なので、できれば乗りたくないが、サービスは明らかウクライナ国際航空より良かった。また値段も大変魅力的。今度はグルジアのバトゥミに行ってみたい。うん?また乗ることになるのでしょうか...
ということで、YanAirに乗りたい方は以下のホームページからアクセスできますよ!
http://yanair.ua/index.html
ジョージア旅行記の続きを読む
◇ジョージア(グルジア)旅行記
ジョージア旅行記:トビリシへ
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夢でも食べてる
2016年01月14日
ジョージア(グルジア)旅行してきました。
旅行記はダンナの書いたもの(明日以降公開予定)をご参照いただくとして。。。
ジョージア料理は大変おいしく、小籠包のような「ヒンカリ」
という食べ物があるのですが、食べ比べをしようということで、
毎日違うお店のヒンカリを食べていたら、夫、夢でも
ヒンカリを食べていた様子。笑。
=============================追記
夫のジョージア旅行記は↓ご参照:
序章(YanAirってどこですねん)
その1(ジョージア旅行記:トビリシへ)
その2(ジョージア旅行記:洞窟都市(ウプリスツィ)とスターリン博物館(ゴリ))
その3(ジョージア旅行記:世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」)
その4(ジョージア旅行記:至聖三者大聖堂で驚きの遭遇)
=============================
拍手のお返事をここで…
Y様
私も怖かったんですけど、夫が怖がりすぎて、逆に冷静になれました。笑。
正直飛行機とかも大嫌いなんですが、その後に見える景色のために、
なんとか自分に叱咤激励しながら、乗り越えています。。。笑。
息子さん安着、朗報ですね。少し中心部から離れているので、移動がなかなか
大変そうですね。今は暗くなるのも早いですし、週末までは大人しくするのが
良いかもしれませんね~~!
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高所恐怖症
2016年01月12日
ジョージア(グルジア)のトビリシに行ってきたのですが、
丘の上からの景色を見るために、ロープウェイに乗ったところ、
大変なことに。。。最初に大丈夫?って聞いたのに。。。
しかし、その後、別の丘にのぼるため、フェニキュラ(登山鉄道の
ようなもの)に乗ったら、私が怖くなってしまい、人のことを
笑えない状態に。。。
夫婦、持ちつ持たれつですね。。。
ジョージア旅行記はダンナが書いてくれるのを待ちます。
そういえば、このブログもついにカウンターが5,000を回りました。
いつも見てくださる皆様に感謝 m(_ _)m
◇ジョージア(グルジア)旅行記
ジョージア旅行記:トビリシへ
ジョージア旅行記:洞窟都市(ウプリスツィ)とスターリン博物館(ゴリ)
ジョージア旅行記:世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」
ジョージア旅行記:至聖三者大聖堂で驚きの遭遇
おまけ:Yan Airってどこですねん!?
◇ジョージア4コマ
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