アゼルバイジャン・バクー旅行記① 便りがないのは良い便り~Pas de Nouvelles, Bonnes Nouvelles~ 忍者ブログ

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2024年04月20日
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アゼルバイジャン・バクー旅行記①

2016年08月16日
めずらしく、文章を書きます。奥様です。今回は旦那抜きで旅をしたので。

世界中に散らばる奥様同期。今回はウクライナから割と近い、アゼルバイジャンの同期の
元へと、ロンドンにいる先輩&同期&後輩達と、首都バクーに集結致しました。

アゼルバイジャンってどこやねん!って方の為に、以下地図をば↓
カスピ海に面した、イスラム教徒がマジョリティーの、コーカサス3か国の一つです。


早帰り日の金曜日、定時まで仕事をして空港に向かいます。ウクライナ航空で片道4時間。
到着するともう夜中。空港のきれいさに驚きます。さすが産油国!!


人々の顔つきは濃いめ、チュルク系ですね。わいわいしゃべる様子もにぎやか。
一人でタクシーに乗って、同期が予約してくれたホテルに向かうものの、
タクシー運転手が、まあしゃべるしゃべる。「なぜロシア語をしゃべるんだ?何歳だ?
結婚してるのか?子供はいるのか?なんでいないんだ?学生か?仕事?何の?」
プライベートな質問がノンストップ!ホテルに着く前にへとへとです。笑。

ようやくたどり着き、チェックイン。ロンドンから来る同期を待ちながら、ひと眠り。


翌朝、ホテルロビーで全員集合、既に強烈な太陽光。早速第一の観光スポットに向かいます。
バクーの世界遺産の一つ、乙女の塔。旧市街の横にあります。入場料4マナト。
望まない結婚を強いられた王女が身を投げた、という伝説があります。
(実の父にせまられた、とも。げー!><)

階段を上って頂上にたどり着くと、立派なフレイム(炎)タワーが見えます。
アゼルバイジャンは「火の国」という意味なのだそう。だから、炎をイメージした形。



旧市街。イスラム建築ファンにはたまりません!!!!色が統一されています。
オーディオガイドを借りて、周遊しながら説明を聞くこともできます。
 


こちらも世界遺産のシルヴァン・シャー宮殿。入場料確か4マナト。
14-15世紀にかけて、この地域を治めていたシルヴァン朝の王宮。ハマム跡や
お墓もあります。しかしジリジリ太陽がすごい!グングン気温が上がって、38度!
 



カスピ海クルーズ。エアコンの効くVIP席で一人10マナト。
カスピ海は世界最大の湖(塩湖)。アゼルの他には、ロシア、イラン、トルクメニスタン等が
カスピ海に接していて、石油開発が有名な場所です。油田の掘削基地は見えなかったけど。

はためくアゼルバイジャン国旗。遠くに大きな国旗も見えます(見えるかな?)。




ヘイダル・アリエフ文化センター。ヘイダル・アリエフというのは初代大統領の名前。
同期が「建物を上から見ると、大統領のサインの形」と言っていたのだけど、本当かな?
設計したのは、東京五輪の当初案を採用されていた、ザハ・ハディド女史。

↓右端に見えるナイフみたいなビルは、あのトランプの作ったタワー、トランプタワー。


最後はフレイムタワーに上って、景色を眺める。皆が、ロンドンアイ(ロンドン名物の
巨大観覧車)にちなんで、バクーアイって呼んでた観覧車。笑。と、国旗広場が遠くに。
手前にはモスクと、その奥に、巡礼者の小道と呼ばれるエリアがあります。


疲れ果てて、みんなでビールバーで酒盛り。クラフトビールと美味しいソーセージの
食べられるBeerbasaというお店へ。沢山笑って、沢山飲みました。
尚、奥様は男気じゃんけんで勝った為、みんなの分を支払う事に…。女だけど。
(男気じゃんけんとは、じゃんけんに勝った人が奢るというシステムである。)


そして、みんなへべれけになってホテル到着。あと30分で同期のお誕生日、という事で
サプライズ・フライングバースデーを祝います。遠くには、燃え上がる炎のような
ライトアップのフレイムタワーが…(全部LEDなんですって。なんてお金持ち…)。


そうしてみんなの夜は更けていく…。(アゼルバイジャン・バクー旅行記②へ続く)

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以下は奥様所感:

13度のキエフから38度のバクーという気温差にやられ、ばてばて。もう少し涼しい
タイミングで訪問した方が良いかもしれない。(ロンドンもキエフと似たような気温
だったようで、皆同じ様にばてばて&汗だく。黒いTシャツの後輩は塩が浮いていた。)

道路がきれい!と思ったら、バクーの街でF1グランプリ(ヨーロッパGP)を開催して
いるから、なんですね!街中を疾走するスポーツカー、見てみたかったです。
また、2012年にはユーロヴィジョンの開催国にもなりました。人を受け入れるような
環境が整っています。(2017年はウクライナ開催ですが、キエフは大丈夫でしょうか…。)

しかし、同じコーカサス3カ国といっても、キリスト教圏のジョージアやアルメニアとは
まるっきり違います。宗教も言葉も民族も。そして街も産油国ならではの豊かさが。
(ジョージアもアルメニアも、どちらかというと貧しい。)
イスラムマジョリティーの国なのに、お酒飲めるお店は多いし、豚肉も探せば買えます。
言葉は英語よりはロシア語の方が通じますが、レストランやホテルは英語通じます。

食事も美味しかったです(アゼル料理は別途レポートします)。


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興味のある方の為のコーカサス地域旅行記↓
◇ジョージア(グルジア)旅行記
ジョージア旅行記:トビリシへ
ジョージア旅行記:洞窟都市(ウプリスツィ)とスターリン博物館(ゴリ)
ジョージア旅行記:世界遺産「ムツヘタの歴史的建造物群」
ジョージア旅行記:至聖三者大聖堂で驚きの遭遇
おまけ:Yan Airってどこですねん!?
◇ジョージア4コマ
高所恐怖症 / 夢でも食べてる / おじさんの視線

◇アルメニア旅行記
アルメニア旅行記①〜エチミアジンの世界遺産群〜
アルメニア旅行記②〜イェレヴァンあれこれ〜
アルメニア旅行記③〜アララト工場〜
アルメニア訪問記④〜もう一つの世界遺産〜
アルメニア訪問記⑤〜最終編:アルメニア・ジェノサイド・ミュージアム〜

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拍手のお返事
>R様
お役に立てたのであれば、嬉しいです。キエフのラーメンの味はまあ、アレですが…。
ヨ、ヨーロッパオオナマズ!?のインパクトが大きすぎます…。思わず調べてしまいました。
美味しいのでしょうか…。西ウクライナの方は淡水魚のお料理が美味しかったのですが、
キエフではあまり食べる気が起きません。




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